GFの天才少女は異能持ちらしい 2【約ネバ×文スト】

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レイside

ダンッ
レイ「くそっ…！」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
レイ「ママ！」

ママ「しばらくそこにいて頂戴。戻ったらちゃんと出してあげる

さて、森を走る2つの信号…速さからしてエマとノーマン一直線に柵の方へ向かっているわ “下見”かしらね」

気づかれた……!!

ママ「そうだ薬剤の件はどうでもいいわ。あなたが守ってくれるもの あなたは私を殺させない。あの子達のために だから私を封じるなら100%別の手を使う

じゃあねレイ、今までお勤めご苦労様。
A、行くわよ」

『………ッはい…』

コツコツ

ヤバいどうする最悪だ!!
シスターを排除？俺も用済み?!
Aは…なんで??!!!裏切ったのか…?!

とにかくここを出なければ──

ドガァ！

レイ「え？」バゴォォン

ドン「〜〜〜っ」

レイ「悪ぃ!!」

ドン「それよりレイ!!」

レイ「そうだ！」

ママとA！ ダッ

ギルダ「あっ」

ドン「ギルダ！来い!!」

ギルダ「えっ下見中止!?エマ達止めるの!?」

ドン「下見強行だ!!ママとAを止めるぞ!!」

ギルダ「?!」

これからも(・)制御する
つまりママはまだ満期出荷を諦めていない「即出荷」はない!!

──でも
──事情(・・)!?

とにかくもうあの前提は通用しない
下見を止めても意味がない いや、この先に待つのは直接支配かAを使っての制御！
今を逃せばもう二度と(・・・・・)下見のチャンスはない!!

……！チャンスが今日しかない…？

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『下見のチャンスは今日しかないと思うの』

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

Aはこの事が全部分かっていたのか…!!
とにかくママに阻まれる前に何が何でも下見させなければ…!!

ノーマンside

エマ「ママ…？どうしたの？」ﾆｺｯ

どういうことだ!?レイは？Aは？ドンは？ギルダは？何故ママがここに─
考えろこの状況一体何が起こっている?!

レイ(気づけエマ！ノーマン!!ママに構わず下見を続行しろ!!)

目的は何だ 何しに来た─まさか“即出荷”!!?

ママ「10年」

エマ「えっ」

ママ「10年一緒に暮らしたけれどお芝居抜きでお話するのはこれが初めてね」

……？

『(今は2人に見えないように木に隠れてる、でもこれからママは何をするつもり……？)』

ママ「初めましてエマ 初めましてノーマン」

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