GFの天才少女は異能持ちらしい 2【約ネバ×文スト】

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NOside

フィル「マーマー シスター Aー
ごはん用意できたよー

あれ？シスターは？一緒じゃないの？」

「おへや？」

ママ「いいえ ちょっとお仕事
先にいただいてしまいましょう」


シスターside

シスター「…グランマ……」



グランマ「……つまりこういうことですか？
このメモの事実に加え、他のフルスコアも秘密を知って逃げようとしている」

シスター「続く上物2匹もです！
脱走(そちら)の件に物証はありませんが でも信じて下さい！このままでは危険です！
このままでは……」

グランマ「でも 制御はできているのでしょう？」

シスター「え………」

グランマ「制御できているのなら問題ありません かつての私のように

困るのですよシスター・クローネ イザベラ(あの子)の邪魔をすることは。特別なのです
あの子もあの子のプラントも
儀祭(ティファリ)に最上の一皿を
農園に最大の利益を

イザベラは私に必要な駒なのです
あなたでは代わりは務まらない私が困るのです」

ああ そう 完全にグルだったの
負けた いや 負けていた

シスター「ハハッ」

最初から私に勝ち目など


「「「いただきます」」」


外には出られない
あるのは「出荷」か「飼育監(ママ)への道」
「外に人間はいない」「競え」競え

そうよ 農園という小さな社会で支配者側に加担し続けること

それだけがこの世界で人間(わたしたち)が生き残る唯一の道なのよ

大人しく殺されてなどやるものか!!
勝ち目はなくてもまだ反撃の目はあるのよ
ガキ共を逃がし、イザベラ お前だけでも引きずり堕とす!!

あれはただのペンじゃない
心の底から不本意だけど、あんた達にくれてやるわ
絶対逃げろよクソガキ共!!
鬼ごっこは得意でしょう？逃げて逃げて生き延びて

このクソみたいな世界をブチ壊せ!!

『生き残る道』なんて農園(こ)の中にはない
死を押し付けあう日々があっただけ

ああ 空がキレイ

ああ

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