13.巡り会う ページ13
＊
JS 「さっきも言った通り、僕はこのゲームに参加するのは2回目で、前は妹と一緒だったんだ。」
「ちょ、ちょっとまってください！
ジスさんって確か...兄弟いないはずじゃ...」
F3のジスさんはそれはそれは人気で、私の友達からもすごくモテる。
だからなのか、なぜかジスさんの情報を教えこまれたことがある。
JS 「...それがいたんだよ。
このゲームで負けると、皆の記憶からも存在が抹殺されるんだ。」
「...記憶から.....抹殺...！？」
私の拙い頭では到底理解できないものだった。
でも、それなら兄弟がいないと言われていたのにも説明がつく。
JS 「妹は人狼になってしまって、それにそのもう1人の人狼も投票で処刑されて、追い詰められた妹は自分のカードを皆に見せたんだ...。」
「自分から.....」
ちょっとまって。ジスさんの妹ってもしかして、
「もしかしてジスさんの妹さん、桃色の手帳持ってませんでした？？」
JS 「僕があげた手帳はピンクだったけど...、それがどうしたの？？」
「ちょっとまっててください、」
そう言い残して、私は急いであの手帳を取りに帰った。
＊
「これ、妹さんのじゃないですか...？」
ジスさんは私の手にある手帳を見て驚き、それを受け取って開いた。
ﾍﾟﾗ
部屋にジスさんのページをめくる音だけが響く。
JS 「これ...どこにあったの...？」
「私の机の引き出しに入ってたんです。話を聞いて、もしかしたらと思って」
ジスさんは最後のページを見ると、一瞬目を見開いたあと、目を細めた。
JS 「.....人狼ゲームが終わったあと、一瞬意識がなくなって、気づいたら車に乗ってたんだ。」
ジスさんはまた話し始めた。
JS 「周りには一緒に村人側だった人も何人か寝てて、朦朧とする意識の中運転手に聞いたんだ。『お前達の目的はなんだ？』ってね」
JS 「そしたら『もう1回勝てば分かる』って言われた。だから...だから僕はこのゲームに勝って、このゲームの主催者を暴かないといけないんだ。」
JS 「妹のためにも...僕のためにも」
ジスさんは手帳に向けていた目を私に移した。
JS 「...君のためにも。」
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sugar - 確かに似た設定たくさんあるし、アンチすることではないと思います。でもののさんの作品見ましたか?あまりにも設定が似ているんですよ。アンチした方の気持ちがわかります…もあと民度低いと一丸にまとめられるのはちょっと違うんじゃありませんか? (2020年11月22日 0時) (
レス) id: d514975a37 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - ゾクゾクするお話ですね〜！seventeenのこういうタイプのお話大好きなのでこのお話に出会えて良かったです！続きも楽しみに待ってます〜！ (2020年11月4日 20時) (レス) id: fc1cb3405c (このIDを非表示/違反報告)
よりこ - あとパクリってアンチしてる人、酷いと思いませんか。ありふれた設定じゃん。本人様だって頑張って書いてくれてるんだから感謝するとこでしょ。さすがkpキッズ民度低いよね (2020年11月4日 8時) (レス) id: f44c698822 (このIDを非表示/違反報告)
よりこ - すみません、9人であってましたね！笑 (2020年11月4日 8時) (レス) id: f44c698822 (このIDを非表示/違反報告)
よりこ - すみません、9人であってましたね！笑 (2020年11月4日 8時) (レス) id: f44c698822 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菫 | 作成日時：2018年7月28日 21時
