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第三話 名探偵の出番 ページ22

首藤
「う〜!平和すぎるよ!なんかこう私が活躍できる事件とか無いの?」

左京
「非日常が一番だと私(わたくし)は思います。」

優雅に紅茶を口にしながら話すれんげ。

右京
「でも、平和すぎてもぼけてしまいますわ。」

放課後の教室の中で暇そうな3人の元にたけしがきた。

田中
「何してるんだ?探偵なら目の前で事件が起きるくらいじゃないのか?」

首藤
「名探偵コ〇ンの事件発生率が異常なだけだから!っていうか、私は探偵じゃなくて、”名探偵“ですよ!」

ただの探偵呼ばわりされて反抗する首藤にたけしはため息をついてこう言う。

田中
「やれやれ、君達は本当に人を困らせるのが得意なのかい?」

右京
「お取り込み中失礼ですが、先ほどの言動は首藤さんだけなので君”達“というのはおかしいのでは?」

左京
「私も同意見です。」

田中
「まぁ、後で説明させてもらうよ。ところで君達、一年前の事件のことは知ってるかい?」

気を取り直してたけしは言う。

右京
「存じております。」

左京
「知ってます。」

首藤
「心中事件のこと?」

田中
「まぁ事件の真相は未だ闇の中だけれどね。」

首藤
「何でその話になったの?」

田中
「言わずともわかるだろうけど、事件の関係者と僕は知り合いだったんだ。」

左京
「確か如月Aという人と三咲杏奈という人が事件の関係者だったような気がします。」

田中
「うん、その通りだよ。そこで、だ。名探偵の首藤に犯人探しの依頼を頼みたい。」

首藤
「オーケー。じゃあまずは事情聴取から!」

田中
「あ、おい!首藤!」

首藤
「何?」

田中
「まさか一人で行くのか?」

首藤
「そうだけど。」

田中
「助手とか居ないのか?シャーロック・ホームズでもワトソンっていう助手がいるんだぞ!」

首藤
「でも………ほとんど皆今の時間帯は部活だし……」

首藤が下を向くと左京が喋りだした。

左京
「首藤さん、手伝いますよ。」

首藤
「えっありがとう。」

左京が自分から助手に名乗り出たことに首藤はとても驚いた。

さらに

右京
「二人よりも三人の方が効率が良いかと。私にも手助けをさせてくだいませ。」

右京も名乗り出た。

こうして首藤探偵団は結成されたのだった。

第四話 如月の友→←第二話 血を引き継ぐ子供



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八井田風(プロフ) - あざぁぁぁぁす! (2019年3月6日 21時) (レス) id: 0a7775356f (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - やっつ〜ん!つないどいたぜ!彼女の前世と! (2019年3月6日 21時) (レス) id: 4d1eddbe99 (このIDを非表示/違反報告)
八井田風(プロフ) - 勿忘草さん» いえいえこちらこそぉぉぉぉ (2019年2月22日 21時) (レス) id: 0a7775356f (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草(プロフ) - やっつ〜ん・・・・あざぁぁぁぁす!!! (2019年2月22日 21時) (レス) id: 4d1eddbe99 (このIDを非表示/違反報告)
八井田風(プロフ) - 勿忘草さん» あざぁぁぁぁす! (2019年2月21日 19時) (レス) id: 0a7775356f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八井田風 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Sakurakkyo1/  
作成日時:2019年2月19日 17時

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