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ページ4

A
「えっと…真生ちゃんが、斬撃で康希君が突撃で、早幸ちゃんが魔法で、私が打撃……かな?」

まぁあくまで憶測だが。

康希
「そうだな。」

早幸
「白猫プロジェクトはやったことはないけど、戦いがあるって綾瀬先輩から聞いたよ。」

真生
「えぇぇぇ!!!!わ、私、死んじゃうかも〜!」

といっていつもの涙目になる真生。

A
「大丈夫だよ!真生ちゃん。その時は一緒に戦うから!」

少しでも希望を持ってもらうおうと思ったAはそう言った。

康希
「なんのために合流したと思ってるんだよ………。」

泣き虫な真生を康希は軽蔑し、さらに辛辣な言葉を投げかける。

早幸
「ちょっと康希君!言い過ぎだよ!」

一連の対話を見ていた早幸がついに口を開く。

康希
「………ごめん。」

さすがに反省した康希は小さな声で呟く。

A
「ふぅ〜。」

二人が仲直りをしたことでAはゆっくりと胸を撫で下ろす。

やっと落ち着いたと思ったたその瞬間だった。

ドラゴンが4人を見下ろしていた。

そして大きな腕を振り下ろした。

回避に失敗し、ダメージを直に受ける。

ドラゴンのジャンプにより衝撃波が起こる。

真生
「痛い…!」

早幸
「油断してた……。」

A
「いきなりボス並みのモンスター!?」

そんな中、康希は誰よりも早く立ち上がりパートナーに乗って飛び上がった。

そう彼はドラゴンライダーだ。

そして素早く右手の槍でドラゴンの目を潰した。

痛みにもがくドラゴン。

これで一時的にドラゴンは攻撃が出来なくなったし、ドラゴンの視界を奪うことが出来た。

自分も負けていられない、康希のサポートをしなければと思ったAも斧を支えにして立ち上がった。

A
「おりゃあああああ!」

斧を回転させてドラゴンの方へ投げつける。

ドラゴンに見事命中。

康希
「食らえ!」

畳み掛けるように康希がドラゴンに突撃。

ドラゴン
「グアァァァァァ」

ドラゴンは大声で叫びながら、地面に倒れこんだ。

Aと康希は手で額を汗をぬぐった。

一年組は無事、突然の災難を乗り越えたのだった。

三→←一



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作者名:八井田風 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Sakurakkyo1/  
作成日時:2019年3月4日 21時

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