二 ページ4
A
「えっと…真生ちゃんが、斬撃で康希君が突撃で、早幸ちゃんが魔法で、私が打撃……かな?」
まぁあくまで憶測だが。
康希
「そうだな。」
早幸
「白猫プロジェクトはやったことはないけど、戦いがあるって綾瀬先輩から聞いたよ。」
真生
「えぇぇぇ!!!!わ、私、死んじゃうかも〜!」
といっていつもの涙目になる真生。
A
「大丈夫だよ!真生ちゃん。その時は一緒に戦うから!」
少しでも希望を持ってもらうおうと思ったAはそう言った。
康希
「なんのために合流したと思ってるんだよ………。」
泣き虫な真生を康希は軽蔑し、さらに辛辣な言葉を投げかける。
早幸
「ちょっと康希君!言い過ぎだよ!」
一連の対話を見ていた早幸がついに口を開く。
康希
「………ごめん。」
さすがに反省した康希は小さな声で呟く。
A
「ふぅ〜。」
二人が仲直りをしたことでAはゆっくりと胸を撫で下ろす。
やっと落ち着いたと思ったたその瞬間だった。
ドラゴンが4人を見下ろしていた。
そして大きな腕を振り下ろした。
回避に失敗し、ダメージを直に受ける。
ドラゴンのジャンプにより衝撃波が起こる。
真生
「痛い…!」
早幸
「油断してた……。」
A
「いきなりボス並みのモンスター!?」
そんな中、康希は誰よりも早く立ち上がりパートナーに乗って飛び上がった。
そう彼はドラゴンライダーだ。
そして素早く右手の槍でドラゴンの目を潰した。
痛みにもがくドラゴン。
これで一時的にドラゴンは攻撃が出来なくなったし、ドラゴンの視界を奪うことが出来た。
自分も負けていられない、康希のサポートをしなければと思ったAも斧を支えにして立ち上がった。
A
「おりゃあああああ!」
斧を回転させてドラゴンの方へ投げつける。
ドラゴンに見事命中。
康希
「食らえ!」
畳み掛けるように康希がドラゴンに突撃。
ドラゴン
「グアァァァァァ」
ドラゴンは大声で叫びながら、地面に倒れこんだ。
Aと康希は手で額を汗をぬぐった。
一年組は無事、突然の災難を乗り越えたのだった。
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作者名:八井田風 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Sakurakkyo1/
作成日時:2019年3月4日 21時