☆star9 ページ13
☆
部室にて。
影山「ヒカリ‥‥」
『影山くん、もう解けた?』
月島「王様がそんなに早く分かるわけないデショ。」
『あはは。で、わかんないとこは?』
影山「ここと、これと、あとこの問題と‥‥」
『要するには全部だね!』
私、飛雄がこんなにバカだとは思ってなかった‥‥!
これじゃあ本当に合宿に行けるかあやしい。
ちなみに私は影山くんと付き合ってるのは言ってません。
バレたら田中さんとか西谷さんとかが面倒くさそうなので。
日向「ってゆーかさ、なんで影山だけヒカリに勉強教えてもらって、俺は月島なんだよ!」
月島「はぁ?なんか文句あんの?なら遠征行きは諦めるんだね。」
日向「うっ‥‥わかってるし!」
こちらもこちらで大変なようで。
そんな殺伐とした空気の中、オロオロしているのは山口くんと仁花。
『影山くん、ここはねー、ここをхに代入して‥‥って寝ないで!?』
影山「‥‥悪い。」
そういいながらも船を漕ぐ飛雄。
どうせ夜も走ったりしてるんだろうな‥‥。
『夜とかランニング行かずに寝なよ?』
影山「うぐっ‥‥なんでわかるんだよ。」
『当たってた?いやー。絶対練習したりないとか言ってそーだから。』
菅原「たしかにな。ちゃんと休めよー?」
影山「菅原さんまで!?」
そんな会話を繰り広げていると、大地さんはなにかを思い出したような顔をして私に訊く。
澤村「なぁヒカリ。」
『‥‥なんですか?』
澤村「ヒカリもテストピンチとかじゃないよな?」
『ないですね。あったとしたら教えてる暇なんてないですし。』
澤村「だよなぁ。」
こんな感じで終わると思ってた。
月島くんのある一言で、面倒なことになることを知るのは、あと5秒後のこと。
月島「そういえば、キミ、この前のテスト学年一位じゃなかった?」
『なんでいうのメガネ。』
月島「うるさい。」
『‥‥ごめんツッキー。』
山口「それ僕のやつ!」
『誰のものでもないよね!?』
部員「「「はぁ!?」」」
あ‥‥
バレた。
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春華(プロフ) - シャンプーさん» そう言ってくださってうれしいです!次の作品はまだ悩んでいるところもあるので、ちゃんと出せるようになったら報告します。応援、ありがとうございました!! (2018年1月31日 0時) (レス) id: f269e2e249 (このIDを非表示/違反報告)
シャンプー - こんばんは。小説の後半を読んでいた時は、涙が止まりませんでした。感動しました。本当に良い小説でした(T_T)今まで、更新お疲れ様でした。次も期待してます☆ (2018年1月30日 21時) (携帯から) (レス) id: 170aaa5bac (このIDを非表示/違反報告)
春華(プロフ) - 心の雨と虹の空さん» すみません!!実は、修正をしてて終わったのに非公開を解くのを忘れてました!教えていただきありがとうございます!!応援も、ありがとうございます!!! (2017年12月31日 1時) (レス) id: f269e2e249 (このIDを非表示/違反報告)
心の雨と虹の空(プロフ) - あのー、25から27に飛んでしまっているのは間違いでしょうか? 26に直した方がいいと思いますよ。すごく続きが気になります! 更新頑張ってください。 (2017年12月30日 18時) (レス) id: 469d2368ce (このIDを非表示/違反報告)
春華(プロフ) - シャンプーさん» 2度目のコメントありがとうございます!これからさらにドキドキしていただけるように、頑張ります! (2017年12月20日 0時) (レス) id: f269e2e249 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜華 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Sakuraka1/?w=1
作成日時:2017年11月19日 11時