Sweet love (ページ32)

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2年前

翔くんと病院に行った。

そしたら
｢あれ、おかしいな」

そう言い始めた

櫻井｢なんかあったんですか？」

そう翔くんが聞くと

｢消えた…」

そう言った

櫻井｢どういう事ですか？」

｢ここら辺にあるはずのガンがないんです」

『え？』

指を指したところを見ると前まであった
ガンが無かった

櫻井｢消えたってことは…」

｢次回もう一度検査してみましょう。」

『分かりました』

～

黙然が続く

それを破ったのは翔くん。

櫻井｢今日夜ご飯何ー？」

いつも通りの会話。

『んー何がいい？』

櫻井｢……オムライス」

少し考えてから答えたのはオムライス。

『…懐かしいな』

櫻井｢ん？」

『…翔くんと初めて食べたの
オムライスだったなーって』

櫻井｢よく覚えてるな(笑)」

『私を助けてくれたんだよ？恩人よ恩人。』

櫻井｢そっか(笑)」

『…あ、ここのスーパー寄りたいな』

櫻井｢りょーかい」

～

櫻井｢うわ～うまそっ」

『これにする？』

櫻井｢…いや、やめとくわ」

翔くんは美味しそうなものにすぐ
目移りするんだから(笑)

櫻井｢美味そうなやつばっか。
すげー腹減った」

『帰ったらすぐ作るね』

櫻井｢さんきゅ」

翔くんって不器用だけど不器用
じゃないよなぁ…

～

病気消えたって…

治ってるってこと？

そんなのありえないって思ってた…

櫻井｢久しぶりじゃね？Aの料理」

『………』

櫻井｢A？」

『…あ、そうだね』

櫻井｢どうかした？」

『…いやちょっと考え事してた。ごめんね？』

櫻井｢何でも相談乗るからちゃんと俺に
話してよ？」

『…ありがとう』

櫻井｢A… 大好き」

具材を切ってる時。
後ろから抱きしめられた。

『…危ないよ。翔くん』

櫻井｢だいじょーぶ」

『…私が大丈夫じゃないの』

切り終えて包丁を置くと

櫻井｢んーAいい匂いだね」

首に翔くんの息がかかってくすぐったい

『…んっ』

櫻井｢ん？」

『…ちょっ、、くすぐったい』

櫻井｢Aかわいい」

『くすぐったいんだもん』

櫻井｢じゃあこれは？」

胸を触ってきた

『…っ
だめだって』

櫻井｢あーあ。我慢しようと思ったのに」

『…え？』

櫻井｢俺のこんなんになっちゃった」

そう言って私の手を取って
翔くんのあそこに誘導する

『ばかっ！変態っ』