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｢｢幸せぇ？｣｣
私が聞くと、美月と桃李くんが顔をしかめた。
｢最近考えてんです、幸せとは何か、って｣
｢小学校の道徳の授業か｣
｢まあそうですね、そっから考え出したし｣
｢あっホントにそうなんだね｣
美月はくすくすと笑う。いやあかわいい。
すると桃李くんが至って真面目な顔で、
｢芋焼酎を飲みながら遊戯王ができること｣
と言った。
それに続いて美月も、
｢アニメで推しを見つけられること｣
と至って真面目な顔で言った。
この二人に聞いたのが間違いだったかな、とまともそうな瀬戸くんとゆりさんに話し掛ける。
｢今ここで元気に生きていること｣
｢元気にお芝居が出来ること｣
ゆりさん、瀬戸くんはこう言う。
ゆりさん一緒です、とゆりさんに抱きつくと、Aちゃんは可愛いねぇ、と抱き締め返される。
｢俺の意見は無視かよ｣
｢瀬戸くんらしいね｣
｢それを言ったら許されるわけじゃないからな？｣
ごめんなさーいと適当に謝っていると、ポケットが震える。剛さんからの着信だった。
用件は｢今日飯行こう｣。勿論ですと了承し、嬉しさでそのあとの撮影はいつもより順調だった。
｢剛さんと源さんにとって幸せって何ですぅ？｣
ビールを飲みながら聞くと、お二人から酔ってんの？と同時に聞かれた。酔ってない。
剛さんと源さんはうーんと真剣に考えてくれる。優しい先輩である。
｢今Aと飲んでること｣
｢＿＿を見れること｣
｢剛さんありがとうございます…源さん！？｣
下ネタを堂々と発言した源さんに驚きつついつものことだと納得する。
剛さんはにこっとイケメンスマイルを浮かべて私に言う。
｢あと、大事な人と一緒に居れるとか？｣
｢あ〜！｣
｢一人で生きてたら寂しいけど、大事な人と一緒にいればなんでも乗り越えられる的な？｣
｢剛くん惚れたわ｣
｢ありがと源ちゃん｣
剛さんと源さんのコントを聞きつつ、なるほどな、と納得する。
確かにこの間、一人で生きてるだけじゃ幸せになれない、という話をした。
｢…なんとか私的には答えにたどり着けた…気がします｣
｢よかったね、ところでそれは小学校の道徳の授業か？｣
｢近いです｣
｢近いんだ！？｣
源さんは思った通りに驚いた。
しばらくたって、そろそろお開きだな、という剛さんの声で帰り支度をし、遠慮しつつも剛さんに奢ってもらい、家に帰った。
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りさ(プロフ) - こんにちは！今までずっと年下くん読ませていただいておりました。とても面白く終わってしまったこととても悲しく思っておりました。もし書きたいと思っているのでしたら是非また読みたいので書いていただけたら嬉しいです！よろしくお願い致します！ (2019年7月7日 12時) (
レス) id: ddfe10d63a (このIDを非表示/違反報告)
めんくい(プロフ) - あんず飴さん» すみません、出来ませんでした…もうひとつの方で書かせていただきますのでよければチェックを！申し訳ありませんでした！ (2019年6月26日 20時) (レス) id: 8a4179a131 (このIDを非表示/違反報告)
あんず飴 - 桃李くんから「一緒に寝る？」と言われる話を変えて欲しいです！甘めでお願いします！！ (2019年6月6日 23時) (レス) id: e9a1259486 (このIDを非表示/違反報告)
めんくい(プロフ) - 里さん» 菅田さんメインの小説なのに、申し訳ありません！了解しました！ありがとうございます！ (2019年5月18日 18時) (レス) id: 8a4179a131 (このIDを非表示/違反報告)
里 - 菅田くんとの絡みのお話欲しいです (2019年5月18日 6時) (レス) id: 6d0e2de31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めんくい | 作成日時：2019年3月18日 17時
