おんぶ ページ35
坂田side
タクシーに乗せるため、2人をどうするか考えているけど…あ、そうだ!
坂「おんぶしましょ!」
「「は?/え?」」
おぉ、見事に2人揃ったな…じゃなくて!
坂「俺が赭刃さんおぶってくから、2人のどっちかがそらるさんをおぶってっていけばいいやん!」
う「俺はパス。自分より身長が高い人おぶれるわけないだろ」
ま「僕だって嫌ですよ!」
坂「すぐそこなんやからどっちでもええやん!」
てか、こんな会話聞いてたらそらるさん泣いちゃってるわ!
う「つーか、2人でそらるさんの肩持てば良くない?」
え…?
ま「いいですねそれ!さかたんは赭刃さんをおんぶしたいだけでしょ!」
否定はしないが…
坂「ほ、ほら!俺ら同じアパートで部屋隣やし、そこまで運ぶのにちょうどええやん!」
う「ま、何でもいいけど早く行くぞー」
とりあえず俺は赭刃さんをおんぶして、真冬とうらたさんはそらるさんの肩を持つ形でタクシーに向かうことにした。
ちなみに会計はうらたさんがしてくれたぜ!ごちそうさまです!
う「じゃあ俺らはこのまま帰るから」
ま「赭刃さんに変なことしないでよ!」
坂「せぇへんから!」
「おやすみなさい」と言って別れ、タクシーの運転手さんに行き先を伝える。
スヤスヤと眠る赭刃さん。起こさない様に俺は静かにすることにした。
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作者名:桜貝 | 作成日時:2017年11月2日 23時