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殺戮の天使4 ページ4

蘭「だって…っ、私達…貴方の過去が残酷だったから」
コナン「…上から目線で物事を言ってごめんなさい」
ザック「チッ…泣くなよ、泣いてたら殺したくなっちまう」
コナン「ごめんなさい、すぐ収まると思うから」
ザック「チッ…」
数分後
ザック「おい…いつまでも鼻水すすってんじゃねぇよ」
蘭「だって…鼻から勝手に流れ出てくるから」
ザック「馬鹿、言わなくて良いんだよ…んな事」
レイチェル「そろそろB3に行こうか」
コナン「うん」
蘭「そうね」
ザック「おー…」
B3
キャシー「あら!ザック、来てくれたのね!」
ザック「言っておくが…お前には一生飼い殺しされたくねぇよ」
キャシー「あら残念…まあ、しょうが無いわ…上に行きたいのでしょう?」
ザック「おー…」
キャシー「開けといたから、早く行って頂戴」
ザック「おー…おい、行くぞ」スタスタ
蘭「はい!」
コナン「うん!」
レイチェル「わかった…」
B2
グレイ「ふむ…その二人を地上に出してやりたいのだな?」
レイチェル「はい…なので、このピアノを退けるの…手伝ってくれませんか?」
グレイ「私は年寄りだからな…そんな重い物押す力など残ってない」
ザック「チッ…俺が押してやるよ」スタスタ
レイチェル「ザック、ありがとう」
ザック「おー…」
コナン「此処、まだB2だよ?まだ上があるんじゃない?」
ザック「B1はレイのフロアなんだよ…でも、B1は上に繋がってねぇ」
コナン「え…!?」
ザック「だからこのステンドガラスの所が出口なんだよ」
レイチェル「ザック…いっその事、また壊しちゃいなよ」
ザック「おー…」
バリーン!
ザック「此処から階段があるが、俺とレイチェルは行けねぇ」
レイチェル「私達は此処でお別れ」
コナン「短い間だったけど楽しかったよ!」
蘭「ザックさん、ちゃんとしたご飯を食べてくださいね」
ザック「うるせぇ!余計なお世話だ!」
レイチェル「バイバイ…」
コナン達が去った後
レイチェル「行っちゃったね…」
ザック「おー…」
ダニー「せっかく、此処まで来たんだから…お買い物に行こうか」
ザック「ダニーテメェ、いつからいたんだよ!」
数年後…
レイチェルたちは死んで、ザックは生きています。
ザック「はぁ…レイ達は死んじまったし、どうするか…」
コナン「あれ、ザックさん?」
ザック「あ?」
蘭「お久しぶりです!!」
ザック「何のようだ…」
コナン「何でここに?レイチェルさん達は?」

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作者名:安室透 | 作成日時:2018年1月15日 6時

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