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dream side
『ただいまぁ〜
今日も受け取ってもらえなかったよ〜
ハニくん〜 』
部屋のベットにいる白い猫に話しかける
出会った時の子猫とは思えないぐらい
立派な白猫になっていた。
綺麗な毛並みを優しく撫でると
気持ちよさそうな表示を見せる。
『君を助けてくれたあの優しい人。
なかなか受け取って貰えないんだよね〜 』
そう、木から降りれなくなっていた、
ハニくんを助けてくれた三郎くん。
クラスの中でもすごくかっこよくて
人当たりもいいのに、
なぜかあまり人とつるまず友達も少ない。
あまりいい噂も聞かなくて
どこか近寄り難い印象があるけれど、
私はそうは思わなくて、むしろ友達になりたいんだけど…
なかなか上手くいかない。
あの時三郎くんが助けてくれなかったら……
(にゃぁーーーぉ。)
すぐ側で可愛くなくハニくん。
『あ、そうね!もうご飯の時間。
今もってくる。』
そう言ってキッチンにミルクを取りに行く。
このハニくんも今はすっかり懐いたものの、
最初は触らせもくれなくて、
引っかき傷ばかり付けられていた……
『ー 三郎くんってハニと似てるかもね。』
そう話しかけると
意味をわかっているのかわからないのか、
キョトンと首を傾げる姿が愛らしい。
『 うん。やっぱりいつかは仲良くなれるよね!
ハニと仲良くなれたように……
よーし、三郎くんと仲良し大作戦だ!!』
(にゃァーーー!!)
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作者名:はるはる。 | 作成日時:2019年2月20日 18時