☆*°2 ページ2
三郎side
あいつ…… の名前は
笹塚 A 同じクラスの女子の1人。
小柄な身長
ボブ?という髪にふわっと柔らかいウェーブに
ヒヨコのピンをつけたやつ。
ピー助。。そうこれは僕のつけたあだ名。
ヒヨコみたいにひょこひょこ付いてきやがる。
そう後ろの席から見ていればピー助が振り向き
ニッコリと微笑んでくる。
……嫌な予感しかない。
声をかけられる前に教室を後にする。
そもそも、奴が構うようになってきたのは、
あの時からだ。
学校も終わり、帰ろうとした時。
気の目の前で上を見上げてるピー助がいた。
すると僕の方を向いてしがみついてきた。
『…たっ。助けてあげてください〜 』
そして指さされた場所を見ると、
小さい白い子猫が怯えている。
とりあえずピー助をひっぺがして、
木の上にいた子猫を抱き上げる。
「もうこんなところ登るんじゃねぇよ。」
そう子猫に話しかけると、俺の手にすりすりとじゃれてくる。
『……っっぁか可愛い!!!』
「ーーやる。」
そう言って彼女に手渡す。
俺が持つよりこいつが持った方が似合う
そして帰路にもどろうと背を向ける
『あの、ありがとう!三郎くん!
私 同じクラスの 笹塚A
……この恩は絶対返すね!!』
そうこれがあいつが引っ付いてくる原因となった事件。
9人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はるはる。 | 作成日時:2019年2月20日 18時