お口の悪い1級術師【呪術廻戦】 (ページ20)

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中に入ると受付をしていた店員さんから当然のごとくカップルですか?と聞かれる

それに五条はさも当然かのようにそうですなんて答えてる

店員さんはそれを聞いてニコニコ…いやニヤニヤ?しながらお似合いですねなんてお世辞をかける

それに五条は得意気にでしょ?って返す

…何この実況、私何も言ってないのに話勝手に進むしさぁ!帰らせろよクズめ

カップル特典?というのはなんか90分間半額の料金でスイーツ諸共食べ放題らしい

よくわかんないけど

まぁ、五条に任しときゃいいや

ちょっとして話が終わったらしく店員さんは私たちを席まで案内して去っていき、五条は私の向かい側に座る

｢五条…｣

五条｢しっ、ここでは五条じゃなくて悟で｣

質問しようとしたけど五条に遮られ訂正するよう促される

五条｢OK?｣

｢…っ、さと、る?｣

五条｢…あ、ごめん今に限らずこれからそれで｣

｢やだよ｣

五条｢なんで!?男慣れしてない感満載で可愛かったのに｣

｢…バカにしてるよねそれ｣

五条｢してないしてない!だからこれから僕のこと名前呼びで!｣

｢今だけだったらいいけど、永遠とそれは絶対やだ｣

いつものように私たちが口論を始めると周りからの視線は1層集まってきた

そんなのも気に留めず私たちが口論をしていると1組の見た感じ女子高生の女の子2人組が私たちに話しかけた

｢…はい?｣

女の子1｢…写真、撮ってもらってもいいですか?｣

スマホを差し出しながら私たちに問いかける

五条｢僕達が君達2人の写真を撮るってこと?｣

｢違うでしょ、一緒に写ってくださいだよ｣

五条｢あ、じゃあAカメラマンやりなよ｣

｢いや、そこはごじ…悟でしょ｣

女の子2｢お2人と記念に撮りたいんです!｣

五条｢｢え?｣｣

再び口論になった私たちを止めるかのようにもう1人の女の子がそう言った

女の子1｢お2人芸能人かなんかですか?｣

五条｢そう…｣
｢飄々と嘘つかないで違うでしょ｣
五条｢でもさー、｣
｢黙れ｣
五条｢…はい。｣

多分、そうだよと言おうとした五条の口を塞いで制し圧をかけた

その後、2人とは写真を撮り、それを見て集まってきた他の人達とも写真を撮った

ある人に言われたのはサングラス越しからでも分かるくらいにお2人とも美男美女とかいうのを聞いた

…私は全然なのになぁ、なんか隣にいるけど本当は五条とは並んじゃいけない気がするんだけど

人の考えはよくわかんないや

―そんな少し変わった平日のひとコマ