ハイキューマフィアパロ No.1

Target３９ ページ39

((コンコン

『黒尾さん…』

黒「入っていいぞ」

((ｶﾞﾁｬ

言われるがままに部屋の中に入る

中ではメガネをかけて黙々と作業している黒尾さんがいた

いつもならちゃんと仕事部屋で仕事をする黒尾さんが自室で仕事をしているのは珍しいと思った

黒「わりぃコーヒー入れてもらえるか？」

チラッとこっちを見た黒尾さん


以前のように話してくれたことに少し驚いて

唖然としたがすぐにやることを思い出しキッチンに行ってコーヒーを入れて戻ってきた

((ｺﾄｯ

『どうぞ…』

黒「ん、サンキュ」

『じゃあ私は、』

きっと黒尾さんは私といても不快になるだけだと思い

そう言って部屋を出ようとドアに手をかけそして開けた用途した途端

((ﾊﾞﾝ!!

((ビクッ

すごい勢いで開けかけていたドアを叩きつける閉める黒尾さん

私もそのままドアに押し付けられた

『黒尾さん…私何か』

黒「真琴、俺の目を見ろ」

『えっ、』

黒「目を見ろよ」

震える体少し強くスカートを握る

黒「……お願いだよ」

少し掠れた声が頭の上から聞こえてる

黒「お願いだから俺を見てくれよ…」

震える声を聞き顔を上げると黒尾さんの目に涙が詰まっていた

『黒尾さ…』

ギュッ

不意に強く抱きしめられた

黒「そんなに怖かったか？そんなに俺は

お前を怖がらせちゃったか？」

そう訪ねてくる黒尾さんの顔は強ばって目から涙が流れてた

黒「悪かった…謝るから

お願いだから

俺のこと嫌わないでくれっ」

私の首元に顔を埋めた黒尾さん

次第に私を抱きしめる力が強くなった

黒「頼っ…む、から……」

『嫌いません、嫌いませんから』

と優しく声をかけて黒尾さんの背中に手を回した

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