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桜夜side

『ん…』

目が覚めた場所は黒ベースの豪華な部屋

(あぁ、黒尾さんの部屋か)

まだ重たい体を持ち上げるとそばに椅子を置いて私が目お覚ますのを待っていた黒尾さんに声をかけられる

黒「よう起きたか」

『黒尾さん…』

黒尾さんを見るとかなり真剣な顔で私を見ていて言葉が詰まる


「おはよう、桜夜」

『えっ』

ガチャと音を立ててドアを開いたのは研磨くんと、私が眠らせた赤葦さんと木兎さんと、そして秋璃

『なんでいるの…』

秋「真琴、どっちに言ってるかわかんないよw

まぁ、その顔は俺に何だろうけど」

黒「知り合いだったのか」

秋「ちょっとね、こうやって面と向かって話すのは10年前かな?

ね、真琴 ちょっと見ない間に大きくなって」

ニコッと薄気味悪く笑う秋璃

(悪寒がする…)

秋璃が私に喋りかけてる間に木兎さんたちが座る

木兎さんは黒尾さんとは反対側の椅子に座り赤葦さんも木兎さんに近い方のベットの端に腰を下ろす

研磨くんは安定の位置で黒尾さんの座る椅子の肘掛けに座る

秋璃は黒尾さんの少し後ろで壁によし掛かった

(気まずい…)

毛布をギュッと握りしめながらうつむいていると黒尾さんが喋り出す

黒「真琴、お前木兎たちに飲ませた薬はどこで手に入れた」

秋「たぶん俺のところだよ、ちょっと前に棚にある薬の整理してたら睡眠薬少なくなってたから」

研「秋璃さんそれ笑顔でいうこと?」

秋「アハハ、反省してるよ」

ヒラヒラと手を振る秋璃、黒尾さんは「はぁ…」とため息をついた

黒「まだ持ってるなら出せ、正直に出さなかったら気は乗らないが、することはさせてもらうぞ」

『もう持ってませんよ、調べたいなら調べてもらって構いません』

黒「そうかならいい、お前がそう言うなら信じる」

『そうですか…』

続かない会話、息詰まってなんかだか嫌な空気

黒「とりあえず、しばらくお前には俺達といない間はファミリーと誰かをつける」

『…わかりました』

黒「じゃあ、今日はここ使っていいからもう寝ろ

研磨はここに居ろ

木兎と赤葦と秋璃、お前らは俺に付き合え」

黒尾さんはそう言うと立ち上がりスタスタと部屋を出ていく

赤葦さんは少し呆れた顔で立ち上がり木兎さんはじゃあな!と言って部屋を出る

秋璃も口パクでバイバイと言ってて部屋を出て鍵を閉めた

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夜桜(プロフ) - とても面白かったです!次も楽しみにしてます! (2017年2月7日 11時) (レス) id: c1ab203411 (このIDを非表示/違反報告)
うたこい(プロフ) - すっごく面白いです!楽しみにしてます!更新がんばってくださいね! (2016年10月10日 9時) (レス) id: b0e0a7d47d (このIDを非表示/違反報告)
もえな(プロフ) - この作品とても面白いと思います!それに続きが気になります!少しづつでもいいので、続き見たいです! (2016年9月19日 16時) (レス) id: 2cf466b34b (このIDを非表示/違反報告)
Rio*(プロフ) - 神螺さん» ありがとうございます!がんばりまーす!! (2016年3月24日 15時) (レス) id: 20b9faf792 (このIDを非表示/違反報告)
神螺 - 復活おめでとうございます! ずっと楽しみにしてました(*'▽') これからも更新ファイトです (2016年3月19日 9時) (レス) id: 52344537bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rio* | 作者ホームページ:http://id4.fm-p.jp/569/Yun7148/  
作成日時:2016年2月29日 10時

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