六つ子、買取りました【男主】

『何をしようか？』 ページ41

Aの書斎

((ﾄﾝ…ﾄﾝ…


『えーっと、おそ松はこれで…一松はこれだろ？チョロ松は一番落ち着いてるしこれでいいとして、トド松は女子力の塊だしこれでいっかカラ松はこれかな…十四松はこれで…


あっ俺はどうしよう、』




ーーーーーーーーー
十四松side

((ﾊﾞﾝ!!

『おはよーみんな！！今日は晴天！！いい天気！さぁ起きろ！』

突然現れたAにおそ松兄さんが枕を投げるけどAは軽々とキャッチしてズンズンと僕らのそばに来て座り込む

『買い物行くぞ！！もちろんメアリーに内緒で！準備しろ！』

チョロ「メアリーさんに、内緒って 怒られるよ？」

『へーきへーき！』

トド「僕達まだ文字が…」

『カラ松！このに書いてある漢字読める？』

ーーーーーーーーー
林檎、伯剌西爾、鸚鵡
ーーーーーーーーー

カラ「リンゴ、ブラジル、オウム」

『正解！！』

おそ「なんで読めんの？！」

カラ松兄さんのことがあってから二週間、カラ松兄さんはメアリーさんに徹底的に読み書きを習って今では書くのも読むのも一番得意になった

それに僕らも一般常識を身につけたし街には行けるんだと思うけど

十四「ちょっと…怖い、かも」

『……大丈夫！今日はその怖がりな心をなくすために行くだ！安心してついて来い！

それに実際手繋いでたらはぐれる事とかないしトド松と十四松は俺とて繋いでよ？』

十四「うん！！」

トド「A〜、行くのは大賛成だけどさこのカッコで行くの？」

そうだ、僕らはここに来た時に渡された服と同じく上下真っ白な服だからきっと街に出た時すごく目立つしすぐに商品だってバレちゃうかも…

『じゃあ俺が着ないのに知り合いたちに押し付けられた服貸すよ、カラ松とかでも着れる服ぐらいあるし、』

カラ「ホントか！」

そういう訳で僕達はAの服を着てバレないように屋敷を抜け出して街に出た

トド「お買い物だー！！」→←予告、

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す