六つ子、買取りました【男主】

オークション ページ1

司会「それでは次ば本日の目玉商品！

それでは紹介しましょう！」



大きな声を張り上げながら司会者は上げていた手を勢いよく振り下ろすとステージ裏の方から顔の似た、いや全く同じ顔をした6人が出てきた

その瞬間あちこちから歓声が上がる

(へー、顔がそっくりだ珍しい)

そう思った、けどそれ以外はどうも思わなかった

大した魅力もないし買うつもりなんてサラサラ無い


でも、その時見てしまった

6人のうち一人が泣きそうな表情で隣にいるアホ毛が一本の奴の服をギュッと握りしめていたのだ

(あっ、なんかいいかも…)

司「それではまず商品の紹介をさせていただきます！

コチラの商品は世にも珍しい六つ子の兄弟！

全員揃って、力仕事をさせるのもよし！ストレスほ捌け口にするのもよし！もちろん、そういうことをするのもよし！

どんなことをしても身体は頑丈で命令を忠実に聞く犬！そんな素敵な商品が6人も！

さぁさぁどうしますか？じっくりお考えください！

あっ、一つ言い忘れてました

この商品は欲しいけど6人もいらない、そういう方いますよね？ご安心ください！今回は特別にバラでもお売りします！」

その言葉にさっきよりも大きな歓声を上げる観客に対しステージ上の6人は、特に泣きそうだった奴は既に涙を流していた

あっ、ちなみに俺がいる席は二階のVIP席、だから周りに五月蝿い客も居ないしステージ上が凄く見える

司「始めさせていただきます！

では、まず最初は2億から！」

次々と2億から値段が跳ね上がる

もちろん中にはこんな奴も

客「右から3番目の奴と6番目の奴を16億で買うぞ！」

客「なら私は1番目と2番目を17億で！！」

と必死な観客

そんな中、デブな奴が手を上げる

デブ「全員まとめて25で買う！！」


『お、今まで一番高い』

(ここらで勝負かなぁー、)


『はいはーい、30！』


デブ「！

あのガキ…60だ！」

『70！』

デブ「しつこい奴め…100億だ！

ぐふふ、ここまですればあのガキも出せねぇだろ」

『600億〜！！』

デブ「えっ」

『あれ？おじさんもう終わり？』

と上から叫ぶようにデブに聞くとデブは黙る

『えー、なんだよー、面白くねーな

で他は？居ねーの？』

席から立ちそして一階に行きステージに向かう

『ならこの6人俺のな？』

6人の顔をみてニヤリと笑うと6人は目を見開いて体を固めた

(あー、その顔最っ高！)



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夢主君はちょっとSです

ちゃんとSっぽさが出るかわかんないけど頑張ります！

『やぁ、ようそこ我が家へ』→

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