もう1人のお姉ちゃん5『名探偵コナン』 (ページ10)

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7話ページ10

敵を取ると騒ぐメアリーさん達を

なんとか落ち着かせ

真純ちゃんから秀吉くんの話を聞く

真純ちゃんも秀吉くんも

あまり組織に関わっていないので

警察庁で事件の後処理だという事がないのだ

真純「吉兄はいっつも病院で追い返されちゃうんだってショック受けてたよ。何がどうしてA姉さんが病院にいるのか詳しく話されてないし・・・」

『・・・そうだなぁ、大切な人が撃たれそうになったから飛び出して庇って怪我を負ったからって理由で充分か？』

「「いいや」」

別に間違いじゃないんだけどな

色々な理由が重なって入院してるんだから

変な毒薬、度重なる実験・・・等々

『そういえば、メアリーさんにも言って無かったな。組織で最近「もう半年近く前だよ」クスリを打たれててしばらく意識がなかったんだ」

メ「は？！」

真純「えっ！？」

「昏睡状態だったんだ。それが組織壊滅の始まる二週間くらい前に急な意識が戻って、それから色々あって」

『「感覚がない」』

「「は・・・！！？」」

「原因は多分、打たれ続けたクスリによるものだと思うけど、各国の友達に協力してもらって原因究明中」

『おい、世界中の知り合いに頼んでるのか？！「うん」・・・この病院と警察だけだと思ってた』

「あ、Aちゃんには友達に協力してもらってるしか言ってないもんね」

『ああ。通りで車椅子でこの部屋から出るのを許されないわけだ』

真「この病室から出られないの？」

「そうだよ。まぁ、この部屋に不便は無いと思ってるけど・・・やっぱり不便？退屈？」

退屈は嫌いだ

『不便ではないが退屈だな。メアリーさん達来客が来なければ出来る事は限られてる』

「わかった、警察と上とかけ合ってくるよ。絶対！飛び降りたり紐状の物に触ったりしないでよ？」

メ「飛び降りるな？」

真純「紐状の物に触るな？」

メアリーさん達はとりあえず無視して先生を見送る

『はーい』

さて、先生はどうやって私の退屈を解消してくれる？

楽しみにしてようじゃないか

メ「Aちゃんが楽しく過ごせるように私達も何かしよう」

真純「うん！何するの？
あ、チップスのやつやる？「食べ物を粗末にするな」ごめんママ」

『私の話相手になってくれれば充分だ』

真純「わかった」