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5話 ページ49

『あの子はスコッチを介抱してやった時にたまたま出来た子で、組織壊滅の希望の光って事で光って名前にしたんだ』


光との関係性を聞かれたので親子だと答えた


志「って事はやっぱりあの男は姉さんを襲ったのね?」


最初に手を出したのは私だが


『まぁ喰われた事に変わりは無いな」


明「よくも私達の大切なお姉ちゃんを!」


『お前らいつか私に近づく男を排除するなんて思考に至ったんだ?』


「「最初から」」


『ハァ・・・』


どうやら私の妹達は


かなり重い感情を私に持っているらしい


志「本当は、誰にも取られたくないの」


明「お姉ちゃんが幸せになれるならって思って太閤名人と引き合わせたけど」


『対抗名人?誰だそれ?』


志「あ、お姉ちゃんの婚約者の羽田秀吉って人の事。・・・お姉ちゃんは、やっぱりあの人と結婚したい?」


私に結婚して欲しくないのか


『あの子は私の特別「「ッ!!」」でも、お前たちも私の特別だよ。お前たちは私のたった2人の妹であの子は私の婚約者』


明「特別?私とあの人、どっちが大事?」


志「ちょっとお姉ちゃん!その質問はまるで駄々をこねる恋人よ。それに私とじゃ無くて私達とでしょ?」


明「そうね、ねぇ、お姉ちゃんは『結婚しても何も変わらないよ。住む家は違っても明美達はどうせしつこく連絡して来て押し掛けてくるだろ?』変わらないって、本当?」


『本当。だって例え結婚しても手を繋いでくれるんだろ?』


「「もちろん!!絶対お姉ちゃんから離れない!」」


妹達の起こした小さな事件は


宮野姉妹だけの秘密となった


志「姉さん、大好き」


『私もだよ志保。お前は大切な家族だ』


明「お姉ちゃん愛してる!」


志「なっ!私も姉さん愛してる!」


『おいおい、そういうのは恋仲の相手に「「恋人なんていらない」」・・・明美、例の諸伏大とかいう恋人はどうなったんだ?』


志「ああ、お姉ちゃんを騙したあの詐欺師」


『詐欺師だったのか?!いくら取られた?』


明「本当は赤井秀一って言うんだって『はぁ?』潜入捜査の為に私を利用したって。もう恋愛なんて懲り懲り。私達にはお姉ちゃんさえ居ればいいもの」


結局そこに行き着くのか・・・


にしても秀一くんが私の妹を騙して


命の危機に晒したとは


メアリーさんに告げ口しておこう

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- とても良かったです! ありがとうございました😄 (10月5日 20時) (レス) @page50 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年3月5日 21時

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