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3話 ページ47
馬鹿みたい
大好きなお姉ちゃんだから
幸せになって欲しかった
お姉ちゃんが幸せならって我慢した
でもどうして?
今はお姉ちゃんの幸せを願えない
「あの諸伏って男とこの子供・・・」
「私達だけのお姉ちゃんを」
震える手で持った注射器を首もとに近づける
パシッ
ひどく冷たく細い手が
注射器を持つ私の手を掴んだ
「「!!?」」
『辞めろ志保、明美も』
志「ッどうして!?」
明「いつから、起きてたの?」
『多分、この部屋に入って来たあたりから。全く』
志「嫌だ、嫌わないで。捨てないで」
お願いだから私達から離れないで
『はぁ?私がいつお前たちを捨てたって・・・ああ、捨てないよ。大丈夫、だから落ち着いて話をしよう。明美も、な?』
「「うん」」
『話し合うからコレは没収な』
そう言われて手に持っていた注射器を取り上げられた
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泉 - とても良かったです! ありがとうございました😄 (10月5日 20時) (レス) @page50 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜 | 作成日時:2023年3月5日 21時