第17章 母と子と父 ページ44
Aが目を覚ました
「はいお水。どっか不調はある?」
『んー、甘いものが食べたい』
「大丈夫だね。後でジンから送られてきたカステラを出そう」
「「ジンから送られてきたカステラ?!」」
『うるさいぞ貴様ら』
「あれれ、まだちょっと抜け切ってないか。Aちゃん、スティンガーが出ちゃってるよ」
スティンガーは口が悪い時はかなり悪い
そして通常の倍以上の色気を持つ
『別にいいだろ。いつもより更に口が悪いだけだ』
「口が悪い自覚はあったんだ・・・」
『それよりなんで此処にこんなに人がいる?』
「みんなAちゃんのお見舞い」
「Aちゃん、かなり手加減して遊んだんじゃない?まだ生きてるわよ。骨はあっちこっち折れてるけど」
スティンガーは色々過激だ
普通に関節を外したり骨を折ったり・・・
『興が乗らなかっただけだ。あんなオジサンを相手するより若い奴を相手したい。そうだな・・・零くん、どうだ?』
「A、止まって。そんな顔して人を見ちゃダメ」
「セーブ出来てるのかい?」
『ああ、少しは』
「相手を選ぶなんて事今までなかったもの」
秀「・・・俺はもど「シュウ!どうして避けてるか知らないけれど、きちんと話をするべきよ!」「そうだよ赤井くん。彼女も赤井くんを見ている」だが、俺は」
部屋から出ようとした赤井を
ジョディとジェームズが止めた
『・・・アンタがこんなに面倒な奴だとは思わなかったよ』
ズバッと言ったAにジョディが抗議する
「A!」
『秀一くんがそんなに私に罪悪感を感じる必要はない。罪悪感から私を避けるのは辞めろ。メアリーさんに言いつけるぞ』
秀「それはやめてくれ」
『避けるのが悪いんだ・・・来客のようだ』
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泉 - とても良かったです! ありがとうございました😄 (10月5日 20時) (レス) @page50 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜 | 作成日時:2023年3月5日 21時