もう1人のお姉ちゃん5『名探偵コナン』 (ページ39)

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14話ページ39

「彼女は凄いわ。あの記憶力も相まってね。組織に居たキュラソーに似てるわね。敵地に忍び込んでデータを取ってきたり・・・ハニートラップが主だったけど」

「でも彼女は・・・」

「そこで創り出したのがあのスティンガーじゃないですか？」

「なるほど。つまり彼女は二重人格ってことかな？」

「詳しくは僕も分からないし知らない。仕事だ！って頭の中でスイッチを入れて切り替えるんだって。Aちゃんの中でスティンガーは道具だよ」

秀「いつから、いつからAは「10年以上前から我々を手伝ってくれてた」10年以上Aと関わりがあったのか？！」

「ええ。お互いバックを隠して。と言ってもAちゃんはメアリーの仕事を知っていたから私達の事も気づいていただろうね」

「Aちゃんの情報収集能力は素晴らしいわ。ただ一つ問題が生じるのよ」

「なんだ？」

「強い快楽を与えられて相手がそれに耐えられないのよ。大体の人間はその日のうちに死んでるわ」

「「なっ！？」」

「Mr.モロフシもベルモットも生きてるって事はかなり加減して相手したんじゃない？生きているのも記憶を持っているのもなんの障害もなく今まで生きてこれた人は初めて見たわ」

「Aちゃん、スコッチの時はぐったりして帰って来てたなぁ。20代恐ろしいって・・・数週間は女の人以外近づけなかったよ」

「20代恐ろしいって、彼女のまだ20代だったじゃないか」

「バカですか？男と女じゃ体力面でも差があります。力も、男の方が強い・・・」

「モロフシから直接話を聞きましょ。スティンガーが現れる場に来たからには覚悟が彼にもあるんでしょう？」

「多分、彼女をスティンガーだとは認識してなかったよ」

「それでも貴重よ。生きているんだもの。そうだフルヤ、早く決めないと」

「・・・生死は、問わない」

「降谷さん！」

「確実に情報を引き出してくれと伝えて欲しい」

「キタザワちゃん、行ける？Aちゃんの手伝いをしてもいいわよ？」

「行きます「よし、頼んだ！」はい！」