もう1人のお姉ちゃん5『名探偵コナン』

11話 ページ36

『お前はどっちを見る？天国か地獄か・・・』


ゾッとするほど美しく妖しい笑みを浮かべ


口を割らない男に近づいて行った















「・・・もし好きにしろと言ったらアイツらはどうなる？」


降谷の言うアイツらとは


今A(スティンガー)にハニトラを


仕掛けられている奴らの事だ


「どうなるって・・・今までのデータだと数時間後には死ぬでしょうね」


コ「えっ？ねぇちょっと待って！どうして？今までのデータって何？」


「MI6と彼女は何処かでつながっていたのかね？」


ジェームズがイザベルに尋ねる


「あら忘れたの？スティンガーはメアリーの姪っ子よ。Aは私達MI6によく協力してくれたわ。彼女に助けを求めるのは決まって彼女がイギリスに来ていて何をしても口を割らない者がいる時」


「でも確か彼女は男嫌いなはずよ？」


「多分アレは宮野さんの創り出した新しい人格では？「北沢ちゃん正解。でもMI6がわかってて彼女を使ってた理由を知りたいな」そうですね」


「・・・Aちゃんのストレス発散方法が人間を快楽責めにする事だったの。あの子、かなり狂ってるから」


コ「アハハ・・・」


コナンは先にベルモットから話しを聞いていたので


狂ってると言われて苦笑いしか出ない


「彼女の何処が狂ってるんだ？」


「まずひとーつ、目の前で人が死んでも彼女の特別じゃ無ければ表情一つ変えない」


「その遺体が例えバラバラでも？」


「どんなにグロテスクでもなんとも思ってないみたい。二つめ、生きた動物を捌いてみたくなるらしい。僕はそれを聞いて恐ろしくなったね」


秀「A・・・」


「そういえばシュウは彼女のお見舞いに行って無いんじゃない？私達FBIもみんな行けてないけれど」


秀「俺は・・・「赤井さんも心配してるんでしょ？今度一緒に行こうよ！」ありがとう。でも俺はまだ彼女に会うべきじゃないんだ」


「アンタさっきガッカリ会話してましたよね？！それにさっき男の分際で「北沢ちゃん、彼はAちゃんの親戚だ。そんなふうに言ったらAちゃんに怒られるよ」えっ、親戚？！」

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