もう1人のお姉ちゃん5『名探偵コナン』 (ページ30)

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5話ページ30

吉「えっ、Aさんイギリス人なの？！」

真純「ええ？！」

メ「なんだ、知らなかったのか？Aはイギリスで生まれてるぞ」

A誕生の場にはメアリーも居た

産声をあげずに生まれてきたので

メアリーもよく覚えている

『多分秀一君も忘れてるよ。一年程度しかいなかったし』

メ「国籍は変えてないんだろ？」

『ああ。妹達にも私はイギリス国籍だと言ったら驚かれたなぁ。自分達と血が繋がってないのかって』

メ「あの姉妹はAが大好きだからな」

「僕もその話し聞いてないよ？ずっと日本人だと思ってたんだけど？」

『言ってないからな。それに日本人っていうのも間違いじゃないだろ』

クッキーをみんなで食べながら話している

真純「コレ美味しい！誰からの差し入れ？」

「FBIからだよ。この紅茶とハーブティーはMI6、メアリーさんの所属する組織から」

メ「正しくはハーブティーは王室経由だ。Aに送ってほしいと」

吉「！？Aさんイギリス王室と何か関わりがあるんですか？！」

真純「A姉さんすごーい！」

『たまたま助けだのが王室の人間だったのと、私のファンだったって事くらいか？少し前まで遊びに行ってたが最近は行けてないな』

「君が死んだら国葬をするとか言ってたね〜」

『断ったけどな。何もしてない人間がなんで国をあげて葬式されなきゃいけないんだ』

「いや、陛下の旦那さんを救ったでしょ」

『たまたま近くに居て軽く見て先生を呼んだだけだろ？「知らなかった？彼は君が適切に処置してなかったら死んでたよ？」そうだったのか』

Aの目の前で倒れて周りがパニックになるなか

サッと動けたのがAだけだった

倒れたのがAが嫌悪を抱かない人であれば

Aは動いただろう