もう1人のお姉ちゃん5『名探偵コナン』 (ページ15)

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12話ページ15

メ「どうして周りに助けを求めなかったんだ！！」

何故叩かれたのか

よくわかっていない表情のAを

メアリーは怒鳴りつける

『誰が私を助ける？私が周りを巻き込んでいるのに。これ以上迷惑はかけられなかった』

メ「馬鹿者！私が昔から言っていた事を忘れたのか？『忘れてなんかない。メアリーさんの言葉は私の支えだった』覚えていたなら何故私を頼らなかった？！」

『頼れるわけないじゃないか！』

そう言ったAにメアリーは更に腹を立てて

メ「なんだと！？」

胸ぐらを掴んだ

Aが重傷の怪我人だという事を忘れている

メ「もう一度言ってみろ！」

『頼れるわけが、ない！メアリーさんにはまだ小さい秀吉くんも真純ちゃんも居た！大切な家族がいる大切な人を頼って傷つけたく無かった・・・』

メ「！！」

ゴホゴホと苦しそうに咳き込み始めたA

Aはパッと目を見開き口元を抑える

メ「A・・・！！血が・・・」

ポタポタと血は手のひらから溢れ落ちた

『ゲホッ！私は、「喋るな！」これ以上、ハッ・・・大切な人を、私の所為で失いたくも、傷つけたくもない！！』

メ「と、こんなやり取りをした・・・」

真純「胸ぐら掴むなって言ったじゃん」

メ「ついカッとなって。反省している」