white marry Yuuri Katsuki ページ33
今日 私の彼が結婚を発表する｡
｢…あ-…緊張する｣
｢大丈夫だよ,多分｣
今話題のアイススケート選手 勝生勇利 ｡
その人気の彼には勿論女性ファンが多い｡
｢…後ろから刺されたり〜…なんて｣
笑ってみたけれど正直不安だ｡
｢Aを傷つける人は僕のファンなんかじゃなくていいよ｣
私の肩を抱き寄せて笑う彼の横顔がとても好きだ｡
｢なにそれ,たまに勇利ってかっこいいよね｣
｢たまに はいらないでしょ｣
２人でしょうもないことを笑い合えるのが嬉しくて仕方がない｡
｢はいはい,かっこいいかっこいい｣
白いシャツに白のパンツなんていう全身ホワイトコーデの勇利に対して私は黒いシャツに黒いスカートの全身ブラックコーデだ｡
｢A,撮るよ?｣
2人で少し顔を近づけて寄り添う｡
その直後にカメラのボタンをタップした｡
｢撮れてる?｣
｢うん撮れてる｣
“ この度 勝生勇利 , A は結婚することになりました ｡ これからも応援するよろしくお願い致します
2018 11.29 ”
タイムラインにあがった瞬間に私は勇利の打った文章を見て頬がゆるんだ｡
｢実感湧かないなぁ…｣
｢僕もだよ…やばい…ヴィクトルからコメントきてる｣
“ おめでとう勇利 A! いいな〜かわいい彼女と結婚して〜 これからも幸せにしてね! Victor”
｢ほんとだ,｣
｢A,これからもよろしくね｡｣
白い彼が真っ黒い私に抱きついた｡
_
結婚報告の際黒い服を女性が着てる場合⇒ 貴方(相手)の色に染まっています｡
スナオ になれないお年頃 Lee･Seung-gil→←いっぱいたべるきみがすき Ji･Kwang Hong
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作者名：Ψ | 作成日時：2017年3月26日 22時
