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3話 ページ5

You side


_顔合わせ当日_






「ひえぇ…人がたくさん…」




ど、どうしよう


今までの舞台とは規模が違いすぎて…緊張する………


流石大人気コンテンツ刀剣乱舞のミュージカルなだけあるなあ…





…無理だ、緊張で心臓口から飛び出そう

マ、マネージャーに助けを……って




「い、いない…嘘でしょ」



マネージャーに助けを求めようとふと横を見ると
先程までいたマネージャーの姿が忽然と消えていた。



………………はぐれたな、これは



どうしよう、顔合わせ始まる前に演出家さんに挨拶しておいた方がいいのかな…………
刀ミュの演出家さんは怖いって噂をよく聞くから挨拶しに行く時はマネージャーに隣にいてもらおうと思ったのに……!!(涙)



あと少しで始まる時間だし、これは腹括って一人で行くしかないかな…………でも怖いな〜〜〜……







??「わっ!」



「うわあっ!?!?な、なん、誰ッ!?」



悶々としていたら突然後ろから驚かされた。


驚きつつ後ろを振り向くとそこにはなんと




鳥越「っははは!自分めっちゃ良い反応するな〜!w」




2.5界隈で知らない人はいない、あの有名な鳥越裕貴さんがいた。



「わッ、え、鳥越さん!?!?

すみません!!私ったらびっくりしてついタメ口を…!!」



鳥越「そんなん気にせんでいいよ、俺が驚かしたのがいけないんやからw

俺の名前言ってたから知ってると思うけど、安定役の鳥越裕貴、よろしゅうな〜!
君はAちゃんよな?噂は色んな人から聞いてるで〜w
どうしたんそんな一人で不安そうにして!」


「あ、二代目審神者役の紫月Aです。
よろしくお願いします!!

あの、私そんなわかりやすかったですか…?」


鳥越「そりゃもう、不安そ〜にキョロキョロしてたで」


鳥越さんは指で自分の眉をぐっと下げて「こんな感じで
The 不安。みたいな顔しとったで自分w」と言った。


さっきまで不安しかなかったけど、鳥越さんが明るく気さくに話かけてくれたおかげで段々と落ち着いてきた。


「っはは!wすみません、ずっと憧れてた舞台だったので緊張がすごくて…」


鳥越「あぁ!そういえば誰かが言ってた気するわ。
憧れかー、そらいつもの倍緊張もするわな〜
ここの人達は良い人らばっかやし、変に気張らんでええよ。

…うん、さっきより平気そうやな!
女の子はそうやって笑ってる方がええよ〜」


??「鳥越さん来て早々ナンパしちゃダメですよw」

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作者名: | 作成日時:2021年2月7日 3時

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