レイコの孫はもう一人いた？！ (ページ3)

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貴志side

俺は小さい頃から妖怪と呼ばれる者の類が見えた。

そのお陰で色々苦労したが今は友人帳に名のある妖怪の名前を返しながら賑やかに楽しく暮らしている。

ヒノエ
「夏目ー！！大変だよ！？」
夏目
「どうした？ヒノエ」

ヒノエは俺の事を慕ってくれている妖怪の1人だ。

ヒノエ
「レ、レイコが…生きてたんだよ！」
夏目
「は？何言ってんだ？レイコさんはもう......」
ニャンコ先生
「そうだぞ。ヒノエお前ついに頭がおかしくなったか？」

この喋るニャンコは俺の用心棒をしてくれている斑と言う妖怪だ。

ヒノエ
「いーや、私ゃ見たんだよ！レイコを！」

ヒノエの話によると、
俺の家に来る途中でレイコさんそっくりの人を見かけたらしい。

ヒノエ
「あれはホントにレイコだよ！」
貴志
「声はかけたのか？」
ヒノエ
「いや、すぐに見失ってしまってな。」
貴志
「どう思う？先生」
ニャンコ先生
「うーん、レイコが生き返るはずはないしなぁ。やっぱりお前の見間違いだ。」
ヒノエ
「てもねぇ......」

レイコさんに似た人ということは血縁者か.........。

｀・ω・´)∋|ｶﾞﾗｯ

中級
「なっつめ様ーーー！大変ですぞ」
「たいへん、たいへん！」
夏目
「何だ、中級？」
中級
「レイコ様に似た人の子に友人帳の夏目って知ってるかと尋ねられましたー！」
夏目
「な、なにーー？！」
ヒノエ
「ほら、やっぱり！」
ニャンコ先生
「そやつは今どこにいる？」
中級
「さぁ？知らないと言ったら去ってゆきました。」

友人帳を探しているのか？......
気をつけないと

夏目
「お前ら今日はもう遅いから帰ってくれ」
3匹
「わっかりました！/こっちでも調べておくよ。」

ふぅ、今日はもう寝るか

夏目
「寝るぞー先生」
ニャンコ先生
「私は飲みに行ってくるぞ」
夏目
「え？あ、おい！！」

ったく......用心棒が酒飲みとはな