感情。 ページ31
「え…ころん…？」
ころんは私を抱きしめたまま離れようとしない
強く抱きしめる手は震えていた
こ「ｸﾞｽｯ…」
「え…なんで…」
息切れがすごく、怪我もしていることにきずいた
(なんで…ここまですんの…？別に私がいなくても…)
私はころんの頭を撫でた
「…ころん…」
こ「…ｸﾞｽｯ…」(よかった…ほんとによかった…みつかった…)
少しころんが落ち着いた
こ「…」
「ちょ！鼻水服つく！！」
「顔突っ込むな！！」
こ「…ｲﾃｯ」
「それと！ころんちょい服脱げ！」
こ「は…？何言ってんの？変態…？」
「ちげーよ！なんでもいいから早く」
…
こ「はい、脱いだけど…？」
「ほらね、この傷何」
こ「…」
「話さないなら痛い消毒するけど？」
と言いながら手当をする
こ「…ころんだ」
「なんで」
こ「A探してたから…」
「…なんで…」
こ「だから！A探してたから…//」
「違うわ…なんで私を探したの。」
こ「っ…」
「手紙読んだでしょ？」
こ「うん」
「だったら分かるでしょ。私は出ていく。またあんなこと起こって欲しくない。」(もうあんなふうに大切な人が消えて欲しくない。)
「だから私はころんとも二度と会わない。あっちゃいけないんだよ。だからもうかえってよ…ﾎﾟﾛｯ」
涙が溢れてきた
こ「A…？」
「もうあっちいって…ｸﾞｽｯ…これ以上あんたらとはいれない…ｸﾞｽｯ…あんたらにも私がいない方が好都合じゃない。」
こ「は…？」
「学校から私が消えたらもうみんな惚れてるんだから」
こ「…そんなの…((ゴンッ))」←おでこゴツン
「痛った！！！！」
こ「僕がAを惚れさせるためだけに一緒にいたと思ってんの？ふざけんなよ。僕がどれだけ毎日毎日Aのこと思ってるかも知らないくせに。」
「え、と…」(なんか怒らせた…。)
こ「僕が毎日毎日見せられる可愛い所とか我慢して接してあげてんのに。内心もうおかしいぐらいやばいのに。」
「え…？」(状況が上手く飲み込めない…)
こ「とにかく。僕は惚れさせるためとかそんな事のためにAと一緒にいるわけじゃないから。」
「う、ん」(え、っと？ん？あんまり理解できてない？)
こ「…Aは、本当に寮を出たい…？僕とか、るぅとくん達と…離れても平気…なんだね…」
「…」(平気なわけねーだろが！！…あいつらが大事になってきてるからこそ出てくんだよ。…大事だと思うほど…離れる時がきつい。それは翔で経験したからわかる。)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 234人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「すとぷり」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆゆ - 私もコロナ許さん🔪 (2022年5月5日 11時) (
レス) @page25 id: 718cc52fcb (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - 夢花さん» そんなふうに言っていただけると嬉しいです(；▽；) (2021年4月2日 20時) (レス) id: b125673edb (このIDを非表示/違反報告)
夢花(プロフ) - 好きが溢れすぎてやばい…あと泣いた( ；∀；)…泣かん人おる？ (2021年4月2日 15時) (レス) id: 78d9e81099 (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - みゅん!!さん» そのコメントが好きです(*>∀<)どんどん泣いちゃってください！！( ；∀；) (2021年3月8日 21時) (レス) id: b125673edb (このIDを非表示/違反報告)
みゅん!!(プロフ) - やばい、めっちゃ好き。あかんて、泣けるて。 (2021年3月8日 19時) (レス) id: 0c114b24ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みかん | 作成日時：2020年2月3日 9時
