【d!】先輩の脅威ちゃん。 (ページ5)

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#48 ページ5

Aside

「あれ、知ってるんですか？」

??「えぇ、総統様のお部屋の掃除の時に見かけまして」

全然私は覚えてないけれど何故か頭に浮かんだ
”グルッペン･フューラー”という名。確か我々国は戦争国家だったから面積も結構広めだったような……

ru「俺、そこで戦いたイ！」

ka「こらルイ!!総統様には敬語を使って」

「じゃあ我々国を私達の新しい住処にしちゃおうか。そうとなったらここから出て、対談を要求しないとね。」

戦争をする為にはそこの国に出向いて契約書を差し出す。
差し出された場合は必ず受けなくてはいないが、人数差が激しい場合は却下するのも許可されているが……

私達から戦争を仕掛ければ問題ない。私達は4人で倒せる、

てか、メイドの名前って……

yu「紫です。八雲紫と申します。」

聞いたことある名前だな。
気のせいか、私は食事を取りそうそうと部屋に戻った。
あっちの国の情報を集めないと戦略が組めないからな。

私は椅子に座り机を眺める。そこにはひとつの写真立てが飾られているが1人の少年と私が映し出されていた。少年は金髪で瞳は深紅で染められていた。

綺麗、…………

その途端勢いよく扉が開かれ私の持っていた写真立てを奪われた。

yu「これから抹殺する国の総統を見てても無駄ですよね、処分しておきます。」

あ、そっか。この人私が殺iすんだ、変な情が湧いたらやだな。って言っても写真撮るくらいの中なら結構記憶にあるはずなのにな、

＿なんでグルッペンばっか見とんの？俺は眼中に無いってか？このゾム様の顔立ち見てみーや俺の方が綺麗やろ笑＿

…………………………ｯ

「ゾムって人の資料ありますよね？それを細かい情報でもなんでもいいです、すべてください。」

yu「分かりました、」

紫さんは写真立てを持って部屋を出ていった、急に部屋に来て驚いたが何か手がかりになることを思い出したし、よしとしよう。

やはり抹殺するには相手のことをじっくり知ってからじゃないと面白くない。

「でも何となくひっかかるな……」

彼をどこかで見た気がする、遠い存在じゃない。
もっと身近で、彼の隣で、私は見ていた気がする。