【d!】先輩の脅威ちゃん。 (ページ25)

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#68 ページ25

A side

tn｢へ？｣

｢まぁ、できることはできるけど………｣

出来ればやりたくなかった、でもグルッペンが公言しちゃったからな～。私は仕方なくトントン様と鬱様のソファに近づく。

｢これから私が行う事は決して周りの人間に言わないこと。次に私が行うことにより完璧にこの事件を克服するとは限りません。そして最後に、鬱様。｣

ut｢……ん？僕？｣

私は鬱様の頬に目掛けて手を振り落とした、それは見事にヒットして鬱様は叩かれた後も痛みに耐えながら私の方に笑顔を見せつけてきた。

トントン様やゾムが止めに入ろうとするがすかさず、グルッペンが遮ってくれた。

｢へらへら笑ってんじゃないよ、泣きたいんなら泣けばいいだけじゃん。この強がり｣

そう強く言うと私は彼らの頭に手を当てた。

｢【可憐な憤怒の美女】｣

寿命が減る。

ったくこんな奴らの為に寿命を減らしたくは無いけど、一時は私を救ってくれた幹部サマだ。

しっかりとお返しはしないとね。

私は深く深呼吸をして、闇からとある人物を掴む。
彼は酷く脅えていて私が声をかけても、まだ脅えていた。

｢おい、怯えんな。｣

??｢へっ!?な、なんで天使が、しかも堕天が進んでるじゃんか!!｣

私は彼からの言葉を無視して、彼の顔に両手を添える。

｢感情を表に出したっていいんだよ、君はもう充分頑張った。本当に偉いよ、でもねこれからももっと頑張って。未来で君に助けて貰った人が酷く後悔してる、俺のせいでって｣

??｢………本当？｣

｢うん、だからさ｣

私は彼から手を離して、後ろを向く。
流石にこれ以上ここに居るのは辞めておこう、寿命がだんだん減るからな。

｢彼に一言言ってやりな!!ばーかってね｣笑

┈┈┈┈┈

新年明けましておめでとうございます。
今年もじゃんじゃん【先輩の脅威ちゃん】を更新してまいりますので、応援の方よろしくお願い致します。

そして皆様に｢夢主と○○との絡みが見たい｣などのリクエストを受け付けようと思っています。特に締切は決めませんが注意事項がございます。

・名前表記する場合はzmこの様に表記をお願いいたします

・なるべく細かく絡み方などを書いてくれると有難いです

注意事項を通過した人のみリクエスト受け付けます。
どうかよろしくお願いいたしますm(_ _)m

では作者からでした。