・ ページ8
A side
私は兄さんに仮契約してもらっていたアパートに戻り、荷解きをしている。勿論そこには空港で再開した友人たちも居る。
(それにしても空気が重い……)
私がグルッぺンさんに名前を聞いたところから皆の様子が可笑しくなった。でも兄さんは気にしなくていいって言ってくれたが流石にこれは気にしちゃうわ!!
rbr「なぁ、Aさん。この写真覚えとる？」
ロボロ君に渡された写真には私が真ん中でピースをして周りには彼らも映っていた。でもそこには見慣れない彼の姿も目視することができたのだ。
あれ？でもこの写真は能力チェックの時に終わって撮ったけどそこに彼なんて……彼なんて？
＿してやられたｿﾞ笑＿
私、久しぶりにトン氏に勝てたって喜んだっけ？
いやいや。トン氏には毎年何点か差で勝ってたからそんなはずない、私と同レベルでどっちが勝ってもおかしくなかった人って…
zm「これは？」
ゾム君から渡された写真はどうやら映画館に来ている様子だった。そうだ確かこの数日前にゾム君とシャオロン君と仲良くなって映画見に行ったんだ。
そんときに私と……なんで彼が写っているの？
違う、あの時だって私はトン氏と歩いてるところを2人に撮られたはずなのに……
「ごめんなさい、私やっぱり分かりません。」
「私って本当に貴方と知り合いだったんですか、私と同一人物の人と仲良くしてたとか……」
tn「そんなはずあらへん、お前の幼なじみはグルさん1人だけやで。」
「トン氏まで変なこと言って、新手のドッキリ？」
するとコネシマ君とショッピがとある動画の音声を流し始めた。
＿あ”ぁー、高校では成績で負けたけど今年こそグルッぺンに勝ってやるからね!!＿
＿へぃへぃ、やれるもんならかかってこいよ＿
＿こいつぅ、めっちゃムカつく＿
＿ほらお前らってｯ鍋沸騰しとるって！！？？＿
＿やべｯ＿
syp「これは先輩が前にバイトの休憩時に送ってきたヤツです。」
syp「俺はまだその時はグルッぺンさん達とは知り合ってなかったので随分と仲のいい人達だなって言ってたはずですけど」
みせた、けどあの動画にも私とトン氏しか……
いや、もうひとりいた。
でも思い出したくない、私が思い出すのを拒んでる…
「ごめん、覚えてないや」
私は震えた声で答えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 124人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まる(プロフ) - わ、ワァ…！！あとがき読んで冷や汗かいてしまいました…そんな裏話があったとは…。とはいえ、素敵な作品に出会えてとても嬉しいです。楽しい時間をありがとうございました！！ (11月7日 10時) (
レス) @page18 id: dba6e6f19e (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 物凄く目から水が出てきました。もうやばいですベッドが水たまりになったらどうしましょう、、あ、じゃなくて物凄くこの作品良かったです、、トントンを頂きたくなった作品（ (2022年10月23日 1時) (レス) @page18 id: 443c450d0d (このIDを非表示/違反報告)
Lime(プロフ) - アリアさん» 報告ありがとうございますm(_ _)m (2022年10月15日 23時) (レス) id: a08fa7a011 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 結婚のとこが結構になってましたよー！ (2022年10月15日 22時) (レス) @page18 id: 94d3e6ab7f (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ - 初見です。おもろいです。 (2022年9月23日 14時) (レス) @page7 id: 9018a5d207 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サクメ ノイル | 作成日時：2022年9月15日 21時
