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アマノside
俺そう頼むと彼は下を向いた。
やはり気づいてはいたらしいが心の隅っこでは俺じゃないことを、願っていたのだろう。
「彼奴と約束した日は来週の月曜。その昼頃に帰ってくるとは約束したけどな」
その日のチケットも買っておいて持たせたって兄さんが言っていた。
gr「そうか、わかったｿﾞ。」
gr「その話にのった。Aには必ず幸せになってもらいたいからな」
やっぱり彼は頼もしいな。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
A side
あ”ーやっぱり、完全には目は治らなかった。
やはりアマノの言っていたことは正しかったということだ。
それにしてもトン氏は元気にしてるかな〜、私が急に消えたから泣いて怒ってくるかも。
ほかのゲームサークルの人達にも迷惑かけちゃったよな……
私は空港を出て、兄さんを探すことにした。
けれどそれは簡単にも見つかり、私は彼らに手を振る。すると彼らは私の存在に気づき急いで走って向かってきた。
あれ？あの金髪の人は初めましてだ、ゲームサークルに新しい人でも入ったのかな。
彼らは私に説教の言葉を浴びせるが関係なく私はその金髪の人に挨拶をした。
「初めまして、私Aって言います。貴方のお名前は？」
その途端彼らの顔は幸せから絶望に叩き落とされたような顔だった。
gr「俺は……オレは、ぐ、グルッぺンだ。よろしくな」
グルッぺンさんの顔も酷く辛そうな顔だった。
どうして？どうしてそんな顔するの？
私、あれ？なんでだろうこの人の事知ってる気がする。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
アマノ side
A「初めまして、私Aって言います。貴方のお名前は？」
と、グルッぺンに向けて言い放った。その途端兄さんは頭を抱え始めた、俺の隣にいたトントンは絶望した顔に変わっていた。
やっぱり今の医療界でも完全完治に近づけるのには代償は必要なようだ。
恐らく、これまでの記憶に色がつけられて頭がパンクして1部の記憶が抜け落ちた為グルッぺンを忘れてしまったのだろう。
「…もう、諦めるしかないんや。」
俺も此処までか、と消える体を触りながらそう思った。
周りの皆はAに夢中でこっちに視線は向いていなかったのが不幸中の幸い。
絶対諦めんなよ、グルッぺン。
彼女は必ず戻ってくる。
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まる(プロフ) - わ、ワァ…！！あとがき読んで冷や汗かいてしまいました…そんな裏話があったとは…。とはいえ、素敵な作品に出会えてとても嬉しいです。楽しい時間をありがとうございました！！ (11月7日 10時) (
レス) @page18 id: dba6e6f19e (このIDを非表示/違反報告)
かりん(プロフ) - 物凄く目から水が出てきました。もうやばいですベッドが水たまりになったらどうしましょう、、あ、じゃなくて物凄くこの作品良かったです、、トントンを頂きたくなった作品（ (2022年10月23日 1時) (レス) @page18 id: 443c450d0d (このIDを非表示/違反報告)
Lime(プロフ) - アリアさん» 報告ありがとうございますm(_ _)m (2022年10月15日 23時) (レス) id: a08fa7a011 (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - 結婚のとこが結構になってましたよー！ (2022年10月15日 22時) (レス) @page18 id: 94d3e6ab7f (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ - 初見です。おもろいです。 (2022年9月23日 14時) (レス) @page7 id: 9018a5d207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクメ ノイル | 作成日時：2022年9月15日 21時
