私は色が分かりません。3『w.r.w.r.d』

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Aside






彼らは朝食を食べると直ぐに支度をして帰ってしまった。
私はどうすればいいのだろう、もしこのままトン氏を振ると友達の関係で居られなくなる？






恋ってムズい。






多分グルッぺンでさえも一生解けることの無い問題だろう、私は少し頭を抱えた。







好きだって伝えたい、記憶も戻ったって。
伝えて、また前のように賑やかで楽しい生活に戻りたいのに………









(目が見えない時に戻りたいって強く思うのは悪いことかな……)









不思議と目から涙が零れてきた。








??「お前さんならできるやろ、俺のかわいい妹だからな










もし怖くなったらスマホのメッセージ見てみたらどうや？皆からなんか来とるかもな」笑











アメリカに行く前に最後誰かが私にかけてくれた言葉だった。あれ、でもトン氏じゃないしグルッぺンでもない、し…


















私は急いでスマホを開いてメッセージをタップした。普通ならスマホを解約した為残っている筈のメッセージ履歴が残っているのだ。








私はその欄の1番上に書かれた名前に目を疑った、










･











「………あま、の？」












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アマノです





これをみてるということはAはめをなおしにいったんだろうな。



おれはそのときにはいないですが、おまえにはあいつらがついてるからいつでもそいつらをたよれ。



おれはだれかにたよるまえにしiんだけど、おまえにはそんなおもいさせたくない。






だからしっかりすることはやれ、こわがるな、にげんるじゃねえ







また会えることを願ってます。





アマノより。




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私は次に来てきたメッセージをタップする。

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グルッぺン
＿＿＿＿＿＿


おい？何処にいるんだ？アパートまで契約解除しやがって、ついに頭まで可笑しくなったか？




お願いだ、早く戻ってきてくれ。母親にもあの後説得したんだ、お前はそんな奴じゃないってな。そしたら簡単に認めてくれたよ、じぶんがわるかったですって






だからお願いだ、皆待ってる。
皆、元気なお前の帰りを待ってるからな




グルッぺンより。

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