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A視点
あの後ショッピ君と大学の入口まで一緒に話しながら向かった。確か1年は別の校舎に行くんだよな、1年校舎だけ異様に離れてるのキツかったなぁ。
私はショッピ君と別れ、2年校舎に入っていった。
入って行くと何故か周りがザワザワしていた、グルッぺン達は先に向かっているはずだからいつものザワ付きなのか？と思っていたがどうやら違う。
私は周りにいた女子に話を聞くことにした。
『ねぇねぇ、なんで皆そんなに騒いでんの？』
mb｢えっ、A様!!それはですね、実は教授が変わるそうで前に居た兄さんって人になるらしくて……その人がイケメンだから皆騒いでいるかと｣
え”、戻ってくるんだ。めっちゃタイミング良すぎないか!?でもあの人の授業楽しいし私的には悪くない……
私は彼女に『ありがとう』と言いその場を離れた。まじか、てかあの教授私が色が見えなくなったこと知ってないよね。
私が色が見えなくなる数週間前に教授は体調不良でお休みになってしまったのだ。その為私の目に付いては把握していないと、思う。あのグルッペンが何も言っていなければだけど。
私はいつもの席に向かうとトン氏とグルッぺンは席について談話していた。私が近づいたのが分かると此方に挨拶をしてくれた。
『おは、てかさ兄さん教授帰ってくるんだね。』
tn｢そうそう、丁度体調も良くなったみたいやったで？｣
gr｢それより今日の授業が終わった後A、少し時間空いてるか？｣
まぁ、空いてるけど。そう答えるとグルッぺンは｢俺達の研究室に来てくれないか？｣と言ってきたので私は二つ返事で返した。
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数分後、前の扉が開く音がして私は前に視線を向けた。周りの女子はキャーキャー言ってるけど……
ni｢皆、久しぶり。また此処で教授を務める兄さんだ。宜しくな｣
そう言うと周りの悲鳴がよりいっそう煩くなり私はヘッドホンを付けた。本当に鼓膜が破れそうになる……
その後はなんの異常もなく淡々と授業は進んだ行った。グルッぺン達はさっさと片付けをして研究室へ向かっていった。片付けして研究室に向かいますかね……私は席を立った途端兄さんから声を掛けられた。
ni｢あ、Aは居残りやからな。少し話す事がある｣
『……』
ごめんグルッぺン、私遅れるわ。
私は届かないはずの願いを頭の中で再生するばかりだった。
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ロクロ - おもしろい (2022年1月24日 18時) (
レス) @page23 id: 65d7101284 (このIDを非表示/違反報告)
ミ〜 - コネシマさんがショッピ君の後輩になってますよ、、、これから頑張ってください！ (2022年1月22日 21時) (レス) @page19 id: 4fbb4af4cd (このIDを非表示/違反報告)
さなくさ - 最高っす！ゾさんの過去話がすげー好きです！ (2022年1月20日 19時) (レス) @page16 id: 37c7f9211e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクメ ノイル | 作成日時：2021年12月28日 23時
