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zm視点
｢……｣
｢好きです!!付き合ってください｣
俺はこの言葉が大っ嫌いやった。大学に入ってからイメチェンをするとあちらこちらから女達が近寄ってきた。最初は一つ一つしっかり聞いていた。
でも、ある日を境に俺は女を嫌いになっていた。
｢ゾム君ってさぁ、顔はいいけどお金の方っていい感じなの？皆狙ってるけど｣
｢さぁ？別に顔良いし、モデルでもやってくれれば将来安定するんじゃない笑｣
昼休みに食堂で女の2人組が大声で話しているのを耳にしてしまった。だから俺は、フードを深く被り前髪を伸ばして、鋭い目付きをした。
そうすれば誰も近寄ってこなくなった、これでいい。最初っからイメチェンなんてしなければ良かったんや。俺はヘッドホンをして音楽を大音量で流した。
もう、誰の声も聞こえないように。
だが、1ヶ月でもすればそれでも有名になってしまった。｢ヤンキーが居る｣と、でもここの大学はある程度の学力がないと入れない大学な為コネで入ったので？と噂されてしまった。
俺は大学に来ることさえも苦痛になってきてしまった。やめよう、そう思ったのは早かった。
そしてその決断をした昼休み、俺はいつも通りヘッドホンを付けて音楽を大音量で流していると急にフードが取れた。
｢!!｣
sya｢お前、名前なんや？｣
とシャオロンが声をかけてきたのだ。今聞くとどうやら有名でムカついたからタイマンしに来たとからしい。
そして話していくと、仲良くなり普通に話せる友達ができたのだ。それから俺はヘッドホンを外すようにした、フードはまだ人前だと恥ずかしいけど、
それから結構経ちある日のこと、シャオロンと買い物をしていたらAさんに出会った。
彼女とは変な出会いだったが、色が分からないとかで少し気になっていたのだ。家に帰り、パソコンで検索してみると
｢目が見えない、視力がとても低い場合耳がとても良くなる場合が有る。か、｣
別にあの人は怖くなかった、俺の事を容姿目当てで話してはなかった、なんなら俺の事を理解していた？
そんな疑問を抱えながらも俺はそのまま就寝した。
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ロクロ - おもしろい (2022年1月24日 18時) (
レス) @page23 id: 65d7101284 (このIDを非表示/違反報告)
ミ〜 - コネシマさんがショッピ君の後輩になってますよ、、、これから頑張ってください！ (2022年1月22日 21時) (レス) @page19 id: 4fbb4af4cd (このIDを非表示/違反報告)
さなくさ - 最高っす！ゾさんの過去話がすげー好きです！ (2022年1月20日 19時) (レス) @page16 id: 37c7f9211e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクメ ノイル | 作成日時：2021年12月28日 23時
