元 アイドルでした。【朔間凛月(が)トリップ】

四話だって。 ページ5

「もう…俺は刀なんて使わないんだけど？

どうしろって言うのさ…」


ブツブツと文句を言いながら、

先程の荷物チェックターイムを開始する。


中身を見たら、

ナッちゃんの手鏡とか、

セッちゃんのお気に入りの子………
ゆうくん、だっけ？

の写真とか、

ス〜ちゃんのスナック菓子とか、


王さまが作った曲とか。


この歌書いてた王さまの顔。
見たかったなぁ。

ボロ泣きしてたりして？
おれのせいだとか言ってたりして。


そんなの、俺は望んでないんだけど。
王さま………

knightsのみんなには、
ま〜くんには、

兄者には。

泣いて欲しくなんかないしねぇ。



後は、
ま〜くんのバレッタと

兄者の十字架のネックレス…てちょっと。


俺は本物の吸血鬼だって言ってんじゃん。
なんでわかんないのかな？




まあ置いといて。

紅茶部で使ってたティーカップとか

コーギーのカードゲームのレアカードに…


謎の手紙。


政府って書いてあるんだけど。
政府さん俺なんかしました？(必死)

しんでからほとんど何もやってないじゃん。


取り敢えず、手紙を開いてみた。

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