515歩目 ページ33
「Mr.２にも遭ってしまったし、Mr.３がこの国に入っているのだから…まず知られていると考えて間違いないと思うわ」
ビビが険しい顔をして私達を見まわした。
「それがどうしたんだ？」
「顔が割れてるんだ、やたらな行動はとれねェってことさ」
ウソップの言葉にレインベースを見つめる。朝日に照らされた町は、ユバよりもずっと綺麗な場所だった。それが今は憎々しい。
「なんでだよっ！！」
「レインベースには、どこに
「暗殺は奴らの得意分野だからな…」
ゾロの言葉に、また空気が張り詰めた。
「…」
あれがクロコダイルの根城…いわば、敵の本拠地だ。下手な行動は控えるべきだろう。
「よーし！！クロコダイルをぶっ飛ばすぞ───ッ！！！」
突然上がったルフィの怒鳴り声に、思わず引き締めていた気が緩む。下手に入りすぎていた肩の力が抜けた、というべきだろうか。
「聞いてたのかよ、てめェ！！」
「…でもね、ウソップさん」
ビビが静かに口を開いた。
「私も…やっぱりルフィさんに賛成っ！！今はとにかく全てにおいて時間が無いの。考えてる暇なんてないわ」
凛として、どこかふっきれた様子のビビに少し頬を緩める。
「言うじゃないか」
ビビが微かに不敵な笑みを浮かべた。
「あら、ウソップ。あんた、ビビってんの？」
「おれも頑張るんだ！！」
「お前ら…！！」
力がガチガチに入っているウソップの肩にそっと手をかける。
「そう力まなくたっていい、ウソップ」
「A…！」
「下手に力を入れすぎちまったら、何事も上手く行かないもんだよ」
私の言葉にウソップもなんだか気が抜けてしまったらしく、長く息をついた。いつのまにか、朝日は昇り切っている。砂漠の風がまた熱を帯び始めた。
「よーしっ！！！行くぞーッ！！」
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りと(プロフ) - 森田菜々子さん» こちらこそご意思に添えずすみません……ケーキは有難く受け取ります…！森田さんの作品、今度読んでみますね…m(_ _)m (2018年8月24日 21時) (
レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - こちらこそすいません；その代わり最新頑張ってくださいね。コメントだけどケーキでどうぞ。 (2018年8月24日 21時) (レス) id: 9b1c982b1b (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 森田菜々子さん» またミルルというキャラは森田さん自身の作品のキャラなのですね。これは私の持論なのですが、夢主の性格を1番にわかっているのは作者、だと考えています。私が下手な恋愛小説を書くよりも、1番にキャラを理解している貴方の方が魅力的な作品に仕上がるはずです… (2018年8月23日 20時) (レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 森田菜々子さん» キツく聞こえるかも知れませんが、ご理解の程をよろしくお願いします。今回のご依頼は、長編の趣旨、私の意思に反します。そのため、お受けすることは出来かねます。申し訳ありません。 (2018年8月23日 20時) (レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 森田菜々子さん» 森田さん、初めまして。まず結論から申し上げますと、お受けできません。理由としては、私がケロロ軍曹シリーズを嗜んでいないこと、多ジャンル混合の作品は嫌いであること、ミルルというキャラの設定等の元ネタを知らないことが理由です。(続く) (2018年8月23日 20時) (レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りと | 作成日時：2018年6月24日 20時
