513歩目 ページ31
「ア〜〜〜〜〜〜」
「ア〜〜〜〜〜〜」
うめき声のような声が後ろから聞こえてくる。
「もうアーアー言うのやめてって言ってるじゃない、２人とも！！」
ラクダの上のナミがうんざりしたような顔で振り返った。そんなナミにウソップとルフィが顔をしかめる。
「なんだよ、お前はラクダに乗ってるクセによ！！」
「そうだ！おれ達も乗せろ！！」
「このラクダ女…」
「ナミラクダ！」
「うっさいわね！！」
恨みがましい様子の２人に苦笑いして、私は少し顔をあげた。相変わらず、憎たらしいくらいの晴天だ。ずっと日に当たっている服の中は天然のサウナのようになっている。額から流れ落ちる汗も砂漠の熱と渇きで流れ落ちる前にすっかり乾いてしまうが。
「チョッパー、お前今日は倒れないんだな」
ゾロの言葉に隣のチョッパーがうんと頷いた。
「おれは今日は頑張るんだ！」
フスン、と鼻を鳴らしてチョッパーは少し早足で歩き始める。
「頑張り屋だねぇ、チョッパーは」
「おう！」
少しだけうれしそうなチョッパーに思わず微笑んでいた。隣のサンジもタバコに火をつけながら、小さい笑い声をあげている。
「ルフィさん、Aさん…」
不意にビビが私たちの名前をよんだ。
「ん？」
「どうかしたか？」
「ありがとう」
ビビが静かにそう言った。
「私じゃとてもこんな決断下せなかった…」
「…ほォか？」
私は首を横に振って微笑んだ。結局、ビビを動かしたのはルフィの一言なのだから、私は何もしていない。
「メシ、食わせろよ」
「え？」
ビビがルフィの一言に不思議そうな顔をする。
「クロコダイルぶっ飛ばしたら、死ぬほどメシ食わせろ」
ルフィの言葉にビビはふわりと笑った。なんだ、ちゃんと笑えるようになったのか。王女様としての責任に満ちた笑顔ではなく、ただのビビの笑顔がそこにあった。
「うん！！約束する！！」
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りと(プロフ) - 森田菜々子さん» こちらこそご意思に添えずすみません……ケーキは有難く受け取ります…！森田さんの作品、今度読んでみますね…m(_ _)m (2018年8月24日 21時) (
レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
森田菜々子 - こちらこそすいません；その代わり最新頑張ってくださいね。コメントだけどケーキでどうぞ。 (2018年8月24日 21時) (レス) id: 9b1c982b1b (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 森田菜々子さん» またミルルというキャラは森田さん自身の作品のキャラなのですね。これは私の持論なのですが、夢主の性格を1番にわかっているのは作者、だと考えています。私が下手な恋愛小説を書くよりも、1番にキャラを理解している貴方の方が魅力的な作品に仕上がるはずです… (2018年8月23日 20時) (レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 森田菜々子さん» キツく聞こえるかも知れませんが、ご理解の程をよろしくお願いします。今回のご依頼は、長編の趣旨、私の意思に反します。そのため、お受けすることは出来かねます。申し訳ありません。 (2018年8月23日 20時) (レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
りと(プロフ) - 森田菜々子さん» 森田さん、初めまして。まず結論から申し上げますと、お受けできません。理由としては、私がケロロ軍曹シリーズを嗜んでいないこと、多ジャンル混合の作品は嫌いであること、ミルルというキャラの設定等の元ネタを知らないことが理由です。(続く) (2018年8月23日 20時) (レス) id: 193ad08974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りと | 作成日時：2018年6月24日 20時
