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＿＿＿ここは雄英高校の入試会場。今、筆記を終えた受験生たちが実技試験のため、試験会場に移動している。
が、その中で、一人だけ会場の観覧席で受験生たちの様子を見ている男がいた。
『へー、実技試験の会場ってこんなに広いんだ』
....そう、五条Aである。
なぜ五条だけ実技試験を受けていないのか、理由は簡単である。
彼が御三家の息子で、現在のヒーロー社会で最も最強な個性を持っているからである。全世界で最強な個性が実技試験を受けても圧倒的一位で合格することは根津校長も、ほかの教師も分かり切ったことだったのだ。
根「五条君！実技試験の間はココでゆっくりするといいのさ！」
相澤先生の包帯から顔をのぞかせる姿は五条にとっては笑いものだ。
『お気遣いありがとうございます。』
世の女性を全員落とせそうな笑顔でニコニコしていたが、本音は
(はよ帰らせろ)
であった。腹黒にもほどがある。
根津校長は
(あの五条家のご子息が雄英高校に入学するとは...。これから忙しくなりそうだ)
と考えていた。当の本人は
(あのブロッコリー 、未だに0ｐ...。個性を使わないのか？)
と、まぁまぁディスリにも聞こえそうなことを考えていた。
続く (更新停止中)
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作者名：Saki | 作成日時：2022年10月4日 16時
