仲良し？な親子の日常

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｢ちょっと、狭いからあっちよって！ころん！｣



｢えぇ！もうこれ以上よったら僕つぶれちゃうよぉ...｣




｢そっか。｣




｢ひどくね！？｣




私の反応が気に食わないのかころんが隣でぶつぶつ言って拗ねている。



私は結局論の可愛さに負けて3人でお風呂に入っている



ころんは潰れてもいいけど論が潰れたら困る！！！





｢おかーさん、僕大丈夫だからおとーさん助けてあげて！｣


私の膝に座っていた論が言う。



感動して涙が出そう。
なんていい子なのこの子！！


論の言葉通りにころんに言う。



｢ころん。もうちょっとこっちよっていいよ。｣


｢別にいいし、僕このままでも。｣




うわぁ、見事に拗ねてるよ。
子供の前で恥ずかしくないのかこいつは。


｢ほら、そんな拗ねてないでこっちきなよ。｣



｢別に拗ねてねーし。｣ﾌﾟｲｯ




はぁ、どうしたもんか...
こいつの機嫌治す方法ねぇ...



｢おかーさん、おとーさんなんでこっちむかないの？｣


｢おとーさんはね、今すねちゃってるの。｣



｢なんでぇ？｣


｢んー、おかーさんに冷たい態度とられちゃったからじゃない？おとーさんさみしがり屋さんだからね。｣


｢そーなんだ！！｣



｢...別にさみしがり屋じゃない。｣



さっきまで黙っていたころんが口を開く。



｢じゃあなんで拗ねてるの？｣



｢...。｣


ころんはムスッとした顔で黙っている。



ほーら反論できないじゃん。
うぷぷぷ(●´ε｀●)




するところんが急に笑顔で論に話しかける


｢論、先お風呂出て1人でお着替え出来る？｣



｢うん！！僕1人でお着替え出来るよ！！｣



｢じゃあ先出ててくれる？おとーさんたちちょっとやることあるから。冷蔵庫にアイス入ってるから好きなの食べていいよ。だからいい子で待っててね。｣



｢うん！！わかった！！｣


そう言って論はそそくさとお風呂から出て行った。




｢さーて...｣



嫌な予感がするのは私だけではないはず...

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