大好きな彼、大切だから。【あほの坂田】

好きだなあ ページ7

youside

「ただいまー！」
優「おかえりー！ただいまー！」
「おかえりー！」

これが私たちの日課。実はこれをやるのすごく楽しかったりする！

「手洗って荷物置いてくるね！」
優「おー！俺ゲームしてるな！体調悪いなら寝とき？」
「もう大丈夫！」

そんな会話をしながら手を洗って荷物を片付けに行く。


母子手帳をどこにしまおうか…


下手なところに隠すと優がすぐに見つけてしまう。私は自分のドレッサーの引き出しに入れることにした。

「あれ、もうこんな時間」

時計を見ると19時を指していた

夜ご飯はハンバーグにしようか！

リビングに戻るとゲームをしてる優が居た。

「今日はハンバーグにするね！」
優「まじ！？やったー！！！Aのハンバーグ世界一好き！！」

うん、嬉しい

こんなこと言われても嬉しくない人が居るのだろうか。

ジュージュー(ハンバーグ焼いてる音)

出来た…！我ながら美味しそうにできたと思う。まだゲームをやっている優に声をかけにいく

「優〜出来たよ〜」
優「いい匂い〜」
「うわっ！」

優を呼びに行くと、唐突に抱きしめられた

優「やっぱりAは抱き心地ええな〜ふにふにしてる〜」
「…それ褒めてる？」
優「ふっ…当たり前やん！ほら！ハンバーグ食べへんと冷めるで！」
「うん！食べよ！」
優「今日お酒飲みたい気分やな〜Aも飲む？」
「私？私はいいや」
優「ふーん？珍しいやん」

妊婦にお酒は論外……

それから一緒にご飯を食べてお風呂に入って2人でベットに入る。
隣からは規則正しい寝息に整った顔。どうしようもなく愛おしくて、そっと彼の頭を撫でた。

(私が妊娠している事を彼に言えば、彼の事だから一緒に育てると言うだろう。しかし、彼の活動に大きな支障が出るのもまた事実。リスナーさんに言ったら大荒れしてまた彼のメンタルが病むかもしれない。私はそんな彼を見たくないのだ。もう少し、もう少しだけ考えよう)






私って優のこと大好きだなあ

頑張れ自分！→←悪阻と異変

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す