稲荷崎バレー部が激推ししているグラドルが俺の姉だった件について。【稲荷崎高校】

久しぶりの姉弟 ページ4

―夜―



もう寝ようかとベッドで携帯をいじっていると


姉からの着信



角名「…。」




最初は無視しようかと思ったけど、Aの事だ。絶対諦めずかけてくる。



しょうがなく俺は応答ボタンを押す。



「何」


『あっ！！倫太郎―！！元気〜？』

「元気も何も、今何時だと思ってんの。俺明日も朝練でもう寝たいんだけど。」


『えっぁあ…怒んなし―――！』


「別に怒ってないけど、なんか用があるからかけたんでしょ」


『あ！そ―なの、今度ね握手会することが決まったの！！』


「そ―なんだ―」


『ねぇもうちょっとちゃんと聞いてよ！！』


「はいはい、」


『実はですね…場所が兵庫県と東京に決まりました―！！』

「まじか」


『てことで、もうお母さん達には言っといてるけど、角名家久しぶりに帰ります〜』


「あ―うん、」



そう言って、電話の向こうで嬉しそうに笑ってる声が聞こえて少しだけこっちもクスってなった。





そして、暫くして電話を切って部屋の電気を消す。







てか、握手会とか絶対アイツら行くだろ。



絶対、着いてかない。




そう決めて、眠りについた。

握手会に行きたい宮ツインズ→←双子は部室にどうしても推しのポスターを貼り付けたい

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