4ペ―ジ ページ6
Aside
A『んっ…あ、れ』
目を覚ますと、兄に背負われていた。
A『信 ちゃん 』
信介「A…目覚めたんか」
A『おん…』
そっか…私、気失ってたんか…。
最後に聞こえた声は桃さんの声で、
きっと桃さんが信ちゃんに言ったんだろう。
そうだ…
A『ふる―と、』
信介「フルート持ってるから、安心しぃや」
良かった。
この宝物、これだけは自分がどうなろうと絶対に守る。
大切なものだから。
とにかく、これは自分の問題。
大切な人には、迷惑かけられない。
神様…今だけは、今だけは、弱ってもいいでしょ。
許してください_____
信介「ほな、起きたし、もう降ろすで。」
A『だめ…いやや。』
信介「…!やけに甘えたさんやな」
A『信ちゃん、信ちゃん…』
Aは愛しいその名前を小さな声で呼んでいた。
信介「…」
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作者名:水桜 | 作成日時:2020年4月17日 17時