Everyday NEWS ! (ページ16)

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T.M いたずらページ16

Aside

「『ごちそうさまでしたー！』」

貴「おいしかったー！お腹いっぱーい！」

『ふふふ、よかった！貴くん先にお風呂入ってくる？』

貴「うん、そうする～」

そういってお風呂場へ向かう貴くん。

お皿も洗わなくちゃだけど、眠いなぁ……

ちょっとだけ、ちょっとだけソファで休憩しよう………

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……ん…？なんか重い気がする…

って…！！！！！

『うわぁ！！！！！』

私の上に馬乗り状態の貴くん。

お風呂から上がりたての髪の毛は濡れて束になっていて、毛先から落ちる水滴のいくつかは鍛えられた彼の上半身を伝っている

『重いよ貴くん…あと、上も着て…？』

貴「だってAの料理がおいしいんだもん。暑いから上は着ないの。」

『うーん…とりあえず降りて……？』

貴「どうしよっかなぁ～」

言葉とは裏腹に右手を私の顔の横について、距離を詰める貴くん。

『…んっ…水が落ちてくるから…！』

貴「あぁ、ごめんごめん」

そういって左手を私の頬に添えてゆっくりと水滴を親指で拭う。

近すぎて恥ずかしくて、自分でも顔が赤くなるのがわかる。

貴「あれ？Aちゃん、照れてるの？」

貴「もう2年も一緒にいるのにね」

『だって…貴くん、最近もっともっとかっこよくなるんだもん…元からかっこいいのにどうしたらいいか分かんないよ…』

貴「そんなにかわいいこと言っちゃって…」

近づいてくる貴くんの顔。

咄嗟に目をつぶった私に、貴くんは耳元で

「今日は眠れないかもね、Aちゃん」

なんて、吐息混じりで言い放って、

私の首元に顔を埋めるのでした。