"普通の兄弟"って…?【ころん】【男主】

29話 ページ38

やっぱ、楽しい時間はあっという間で……


る「ぁ……そろそろ帰らなきゃです…

今日の授業の復習しないとですし……」


な「俺も…明日の授業の予習しないと……」


莉「俺は、つーちゃんにご飯あげなきゃ!!」


ジェ「俺は……特になんもないわww」


さ「俺も〜wwww」


みんな、帰る時間になってしまった


るぅととななもりさん…偉いなぁ……勉強……


莉犬は……莉犬らしい←


ジェルさんとさとみさんに関してはフォローのしようがない←

まぁ…帰る理由なんて、人それぞれか…


一人で、そう納得していると


こ「じゃっ!!みんなばいばいっ!!


はよ帰れっ!!」


一人で淡々と事を進めていた


俺は、そんな中、泊まっていけば…とふと、思ったけど、明日は学校なので言うのを止めておいた


『そんな、言い方ないだろ……


ぇと……皆さん…お気をつけて…』


な「あははwまた、明日ね〜!!」


莉「ばいばいっ!!」


２人がそう言って帰って行くとそれに続いて他の3人も帰って行く


途端に静かになる……


こ「ねぇねぇ!!A!!お風呂一緒入ろ〜♪

それから、ゲームして………


アニメ見ようよ!!」


訳でもなかった…いや……数秒の寂しさ返して←


そんな事を思いながら


『…まぁ…風呂は別に良いけど……


ころんさ、宿題終わってたっけ?』


と、顔を近づけながら言った


ころんは、ビクッと肩を跳ねさせ、ひきつった顔で


こ「お、終わったよ……?」


と、言った


こいつ………しらを切るつもりか…?


だったら、こっちにも手ぇいっぱいあるかんな!!←


『嘘付く奴とは、お風呂入んないし、ゲームもしないよ?』


俺は、お母さんみたいな事を言って、ころんの心を揺さぶってみた


ころんは、それだけは、嫌だったのか…


こ「ぇ……っ…まだ終わってないです…」


正直に言ってくれた……最初から言えば良いのに…←


『じゃあ、先に宿題やったら、ゲームな…』


こ「うん!!」


俺らは、小さな約束をしてお風呂に入る準備する


こ「ねぇA〜!!僕のタオル無いんだけど…」


『ころん、すぐに無くすと思ったから、俺の部屋に置いてあるよ』


ころんが無くした物は、数えきれないから←


こ「ま?じゃあ、Aの部屋行こ〜」


?!俺の部屋には、ころんに見られたくないものが…


『ぇ……だめ…』ｸﾞｲｯ


俺は、必死の思いでころんを止める


こ「ぅわっ…んぇ?なんで……」


そんな顔されても……しょうがないじゃん

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