俺の居場所をとらないで【ころん】【男主】

33話 ページ37

『あ……俺……は……』



心が揺らぎ始めてからずっと言葉が出ない



さっきの威圧も出ない…



こ「?A?無理して話さなくて良いよ?


僕と話したくないもんね」



あはははと聞きなれた笑い方で笑っていた



り「ねぇねぇるぅとくん!!もしかして…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ」



る「うん!!そうだよね!!」



ジェ「どーしたん?二人共」



る「う〜んと取り合えずころちゃんとAくん以外の人はここを出ましょう!!もうチャイムなりますし…


ころちゃんとAくんは保健室って言っておきますんで!!」



は?いや…待てよ



今あいつと二人きりはヤバいから…



る「拓くんは先生に報告です


いきますよ…」



拓「痛い痛い!!耳ひっぱるなよ!!」



な「じゃあ頑張れよ」



ﾊﾞﾀﾝ



こ「…………」



『……………』



沈黙が続くんだけど…



破ったのはあいつだった



こ「許してもらわなくていいから



兄弟に戻りたいな…?なんて…」



心をゆらす事いうなよ…



『俺は………』ﾎﾟﾛ



こ「A?!」



自分でも分からないけど涙が出てきた…



この涙の理由はなんなんだろうか

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