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K.Kside
まさかリビングと寝室に盗聴器が仕掛けられてたなんて･･･
しかも貴に真希とは嘘の関係だと言ってしまった。
いつの間にかあるタワマンへ着いた俺は急いで車のドアを開けてエントランスへ入った。
そして俺はある番号を入力して呼び鈴を鳴らす。
すると、少しか細い声ではいっと聞こえた
｢祐也！！今すぐエマちゃんを連れてこっちへ来い！！！｣
切羽詰まった俺の声とは裏腹に祐也はは？と言う
｢なに、今更？｣
｢お願いだ！！！今すぐ来てくれ！！｣
祐也ははあっとため息を漏らしわかったと呟いた。
俺は安心して少し肩の力を抜いた
｢おい、小山、祐也は･･･｣
｢今から来るよ。でもどうするか、、｣
俺たちが悩んでるところに祐也はエマちゃんを抱っこしながら最低限の荷物を持って降りてきた。
｢で、どうしたの？｣
ふと見えた祐也の顔はとても悲しそうな顔をしていた
｢俺の事嫌いだったんじゃないのかよ、邪魔だったんじゃないのかよ。なんで来たんだよ･･･｣
｢手越さん、本当は信じてるんじゃないんですか！？小山さん達のこと！！私がメンバー全員は味方ですって言った時すごく安心した顔になってたじゃないですか！！｣
晴空ちゃんが祐也の言葉を遮りそういうと祐也は顔を上げた。
｢晴空ちゃん･･･？｣
祐也は一気に柔らかい表情へと変化した。
｢けーちゃん･･･まっす･･･｣
祐也は俺たちの顔を見た。
｢ごめん、祐也、ごめんじゃ済まされないよな、、だってお前のこと無視したりしたんだから、、｣
貴は歯を食いしばった。
俺もきっと許されない、そして失った信用は戻すことは難しい、NEWSは･･･もう元の関係にもどらないかもしれない･･･それでも、、それでも･･･
もう一度、俺にもチャンスが欲しい。
｢俺も祐也のことを守りたかった、アイツの脅しに負けて祐也を守れなかった･･･ごめん、こんな奴で･･･虫が良すぎるよな、、こんなに祐也のこと思ってたのに･･･｣
晴空ちゃんはいつの間にか車に戻ってるきっとミルクの様子を見に行ってくれてるのだろう。
｢けーちゃん、まっすー･･･ごめんなさい、、俺も･･･ごめんなさいっ･･･！｣
俺と貴は祐也を抱きしめようとしたがあるやつを忘れてるそんなこともあろうかと･･･
｢おい、お前らなに先に仲直りしてんだよ！！！｣
シゲが駆け足で来た
｢し、シゲ！？｣
｢呼んだんだよ、大事な話があるから来いって｣
貴は得意げな表情をした。
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作者名：ロ イ | 作成日時：2019年3月7日 23時
