おれたち､さいねんちょーぐみ！ (ページ2)

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しょーげきのじじつページ2

皇輝side

レッスン日、俺がレッスン室に行くと一ヶ所にメンバーが集まっていた

めっちゃスマホ構えて写真撮ってる(笑)

俺も気になり

皇「えっ？どうしたの？？」

と聞いた。

みんな夢中になってて反応あまりしてくれなかったんだけど

渉「あっ皇輝！見て見て、マジ可愛くない？」

そう言われみんなの視線の先を見ると

沢山のクッションに埋もれている男の子がいた。

確かにコレは眼福。

てか……人数足らなくない？

人数を数えると俺含めて19人、3人足りない

…あれ？最年長組いなくない？

でも…青木くんのカバンがそこにある……

皇「ねぇねぇみんな！最年長組3人がいないんだけど…何か知ってる？青木くんの荷物はあるけど……」

と俺は聞く。

そしたらみんな首を横に振る。

織「俺も一番最初に見つけたけど、青木の荷物あったし、その子も此処で寝てたよ。」

そう言われ､俺は何か勘づいてしまった。

青木くんの荷物があって青木くんがいない

忘れ物だとしても、財布とスマホがあるからおかしい

そしてこの子の顔、明らかに似すぎている

あまり考えられないけど……

するとタイミングが良いのか悪いのか

その男の子が起きて来た。

「むにゃぁ……みんにゃぁ、おはよおぅ…」

寝起きすぐで悪いけど質問させて貰おう

皇「おはよう、唐突だけど君の名前は？」

すると男の子ははてなマークをつけるかのような反応をし

「んへ？…あおきこーへい」

やっぱり…と俺は思ったが、他のみんなは目をまん丸にして驚いていた。

安「えっ……えぇ！？」

黒「マジで……！」

颯「そんなことある…？」

みんな本当に驚きを隠せてなかった。

その後追い討ちをかけるようにレッスン室の扉が開き
俺たちのマネージャーがやってくる。

マ「みんなおはよう、目の前にいる子はどうしたの？」

えっ待ってコレは言うべきなの？

そう思っているのは俺だけではないだろう

みんなが視線を俺に向けてくる

…しょうがない、信じてもらえないかもしれないけど言おう

皇「あの…この子はその……あっ青木くんです。」

するとマネージャーは

マ「そっかー青木くんもかぁー」

と言った。

えっ…どういうこと？

皇「えっ？それは……」

マ「いやさっきねー平塚とわっくんの母親が来て、この2人を連れて来たんだよね。2人とも！入ってきて！」

そうマネージャーが言ってやってきたのは

湧と平塚くんにそっくりな男の子だった。