呪術学校の最強ちゃん2【呪術廻戦】【名探偵コナン】 (ページ9)

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山奥の学校ページ9

降谷side

一週間が経ち漸(ようや)く連絡が来た。

都内にある呪術高専というところで
治療しているとの事でヒロと一緒に
学校を早退して向かう。

「おい、ゼロ。早く向かいたい気持ちは分かるが、そう急ぎすぎて事故にあったら元も子もないだろう。」

「だが..！」

肩に手を置かれ、
やっと冷静になる。

「すまない..。」

「気にすんな。にしても、こんな山奥に本当に学校があるのか。」

三鷹からバスへ乗り換え30分。

＜次は筵山麓(むしろやまふもと)〜筵山麓〜お降りの際は御手元のボタンを..＞

「ここで降りるみたいだ。」

「分かった。」

地図によると山間部にあるらしい。

徒歩20分手ところだそうだ。

降りると、黒のスーツを纏った
女性が立っていた。

「お待ちしておりました。私、呪術高専で補助監督をしております、金田と申します。どうぞこちらへ。」

丁寧に挨拶をされ、戸惑いながらも
車へ乗り込む。

・

・

「この先、右を..って、廊下は走らな...はぁ..。」

「すみません。」

金田さんの話を途中まで聞かず、
右へ曲がり部屋の扉を勢いよく開ける。

「A！」

『お兄ちゃん..！』

元気な姿に思わず、抱きしめる。

すると、安堵したのか
しゃくり声を上げながら泣いていた。